アデュカヌマブってなんだ?
アルツハイマー病の新薬として話題のアデュカヌマブ
アデュカヌマブというのはもともと人がもってる抗体で
商品名はアデュヘルムです
アルツハイマーがどのようにして起こるかというと脳の神経細胞にアミノイドベータってのがくっついて脳細胞にダメージを与えます
で、このアミノイドベータをぶち殺すためにアデュカヌマブが活躍するわけですが、最初に言ったようにもともと持っている人はいます、そういう人はアルツハイマーにはなりません
血液中にアデュカヌマブがない人が点滴で投薬してアミノイドベータをぶち殺せる体質にするわけです
しかし実際はアデュカヌマブが直接アミノイドベータをぶっ殺すわけではありません、アデュカヌマブはアミノイドベータに目印をつけるんです、ここ大事
アデュカヌマブは「敵はここにいるぞー!」ってターゲットをロックオンします、そして免疫細胞が「よっしゃあ!まかせろ!」っていってアミノイドベータをやっつけます
そんでこの新薬アデュカヌマブ、お約束どおりまだ日本では認可されません
開発したのは日本のエーザイと外国の製薬会社との共同開発なんですが、半分は国産なのに認可されないんです
まあ認可されたとしても高いんですけどね、んっと、ほぼ毎月点滴して1年間で600万円くらいかかります、老い先短いじじばばのくその役にも立たない頭を1年間維持するには高すぎる額ですね
こんなもんが保険でがんがん使われたら日本の医療財政はたいへんです
認可するにしても保険適応外にしてもらいたいですね
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