1億総株主とはバカな話じゃな

新しい資本主義、インベストインキシダ
自民党の経済政策は絶賛すべりまくり中ですが
1億総株主という新ネタを出してきています
前にもありましたね、1億総火の玉だっけ?

まあ狙いとしては1億ってタイトルをつけることで
われらは仲間だみたいなことを訴えているんでしょう

んで1億総株主というのはみんなで株に投資しましょうってことですよ
日本人は貯蓄ばっかりして投資をしないわけです
みんなの気持ちがバラバラなので
みんな投資したら日本の経済成長にもっと関心をもってくれると
そしてがんばってくれるということです
そのためにNISA(ニーサ)ってのを、まあ前からあったんですけど
株での利益を一定額まで非課税にするってやつです
このNISAをもうちょっと拡充しますよ~ってのが自民党の案なんです

一見、国民にとっても都合がよさそうなことではあります
しかしひとつだけ、重大な欠点があります
それは、そもそも投資に回せる貯蓄が庶民にはないんです

全員で投資して経済成長をしたとしても貧困層はそのままなので格差は広がります
さらに失敗したら中流がちょい貧乏になるだけで特になんの変化もありません
というか失敗したら日本がイケてないという風潮が広まり富が海外に逃げていって
日本が超絶貧乏になる可能性もあるわけですよ

なにより株として資産をもっているとそれだけで株価を見るのに時間がとられますし
脳のリソースが大幅に奪われ、そうなると仕事のパフォーマンスもだだ下がりです
そんなわけで岸田さんは総理辞めたほうがいいとは思うんですが
まあこんな提案をしちゃう自民党じゃ日本の将来は全然安心できませんね

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