がんばれいわロボコン

浦沢さんの作る話はあいかわらずぶっとんでました

汁なしタンタン麺がロビンちゃんに恋をして地球を征服しようとします

ロボコンとロビンちゃんは汁なしタンタン麺をめぐり地球を飛び出して激しいバトルを繰り広げます

汁なしタンタン麺は恋に破れ大人へと成長したところで全ての中華料理が結集して汁なしタンタン麺の元へ襲撃します

意を決した汁なしタンタン麺は日本刀をたずさえ中華料理の大群へと自決覚悟で立ち向かおうとするが、全ての中華は汁なしタンタン麺を仲間と受け入れることを目的として集まっていたのです

ロボコンは汁なしタンタン麺を成長させたことをガンツ先生に評価されるもいろいろ破壊したことで0点をもらいます、めでたしめでたし

なにを言っているのかさっぱりわからないでしょうけど、映画を観るともっとわからなくなります

まず映画がスタートしてわずか数秒でロボコンが屋根を壊しつつ中華料理店に落ちてきます、そして数秒後には中華店の家族が受け入れます

ありとあらゆるものを省いた結果がこれです

浦沢さんの作る話には「なぜ？」を考えてはいけません

浦沢ワールドで中華料理がしゃべるのは当たり前のことなのです

ペットントンの30話ではチャーハンとシューマイが愛の逃避行をしますそして最後は結婚式をします、そういう話です

なんかしらんけど浦沢さんは中華が好きです

はれときどきぶたでも中華マダムというキャラがよく出てました

東映不思議コメディシリーズ、原作は石ノ森章太郎です

しかしロボコンは不思議コメディシリーズに入っていません

ロボット8ちゃんからが不思議コメディシリーズとなってます

そして浦沢さんはロボット8ちゃんからの参加です

不思議コメディシリーズの定義は浦沢さんがやっていることなんです

なのでがんばれいわロボコンを浦沢さんがやったってことはＴＶシリーズのロボコンは不思議コメディシリーズに入るのではないでしょうか？そうはならないのか・・・？

スピルバーグが「宇宙人と戦闘ばっかしてんじゃねえ！」ってことでE.Tを作ったんですが、そこにインスパイアされてペットントンが作られました、スピルバーグは宇宙人と人間の友情を描くだけでしたが、浦沢さんはその3歩先を描いてましたね、チャーハンとシューマイのかけおちだからね

このエピソードは浦沢さんがすごい気に入ってる回なんです

他にも中華料理は意思をもって動く回があるようです、どきんちょネムリンとか

スピルバーグがグレムリンを制作したのですがそれにインスパイアされて「小動物を美少女にして眠ったら面白くね？」というコンセプトがあったかはしりませんがどきんちょネムリンが制作されました

あんまり覚えてないんですが、これも浦沢ワールド全開のおかしなドラマなんでしょう

美少女シリーズから探偵シリーズとかそんな長い歴史を経て東映不思議コメディシリーズが令和になってロボコンとしてよみがえったわけです

そりゃおかしな映画にならないわけがありません