マクドナルド兄弟とレイクロックは仲が悪い

ファウンダー(創設者)を観る

レイ・クロックは1953年あたりでマクドナルドの経営に衝撃を受けてフランチャイズをしたいと申し出る

レイは資金繰りに苦戦し自宅を担保にお金を借りる

そしてマクドナルドをオープンさせるんだけど、フランチャイズの取り分が低いことでまたまた苦戦

レイはクラブの友達に出資をしてもらいマクドナルドの店舗を増やすんだけど、そのクラブの友達はレイと違って生まれつきの金持ちボンボンだから経営方針を守らない、チキンとか勝手にはじめちゃう、レイはボンボンの友達と縁を切る

フランチャイズの取り分のパーセンテージをあげてもらうようマクドナルド兄弟に相談するも弟のディックは拒否

兄のマックは「レイは荒くれヤロウだが悪いやつじゃない」とわりと肯定的

そうなんです、レイはボンボンではなく苦労人なんです、マクドナルド兄弟と知り合った時点でまあまあ裕福だったけど、それでもこなくそ根性でマクドナルドを広げる為にあの手この手で努力するんですよ

店舗は増えていってレイは有名になってはいくんだけど、それでも資金がかっつかつで、銀行からも催促がきちゃう

そこに男が現れてレイの悩みを解決してくれます、その方法が土地を買うことだと

土地を買って、それを貸してマクドナルドを経営させる、これで安定した収入になる、レイは別会社を作り土地を買います

しかし弟が激怒します「勝手なことをするな」と

レイは「これは別会社だから自由だ」と跳ね除けます

レイはコストダウンのためにシェイクを牛乳ではなく粉のものにします、このアイディアを出したのが女なんだけど後のレイの嫁となります

粉シェイクにもディックは激怒、レイは「これでも美味いから!」と反論

レイはさらに「イチゴ味もでたよ!」とマクドナルド兄弟にサンプルを送るんだけどそのときに兄マックが糖尿で倒れます

入院中のマックにレイがお見舞いにいき、白紙の小切手を渡すんです、マクドナルドを完全に買い取るわけです

このときすでにレイの会社のほうが大きくなって、マクドナルド兄弟はなんのことはない町のハンバーガー屋でしかありません

弟のディックは270万ドルでマクドナルドを売ります

当時の価値だと20億円くらいになるでしょう、まあ十分楽して暮らせる額だからいいんじゃないかと思いますね

マクドナルド兄弟はマクドナルドという名前を使えなくなり

弟がデザインしたゴールデンアーチも使えなくなります

画像1

ゴールデンアーチ

レイはディックに打ち明けます

「俺が欲しかったのはマクドナルドという名前だったんだ」って

マクドナルドという名前は上品な感じがするんだそうです、クロックバーガーでは下品だと

マクドナルドの生産システムをまねしても成功はしない、事実誰も成功していないとレイはいいます

けど実はマクドナルド1号店にはタコベルの創業者がいました

が、事実他にまねした人は成功してないんでしょう

それだけマクドナルドという名前はすごい効力があるんだろうなと

日本でタコベルが流行らないのは、多分日本語だと海で泳いでる魚のタコを連想するからだと思います、ケントギルバートさんがその昔日本のタコベルの初代社長となるため出店したけど流行りませんでした

マクドナルドとケンタッキーは流行ったけどタコベルだけが失敗してます、いや厳密には現在タコベルが再度日本にきてますが10店舗くらいで、いまいち浸透してません

名前は大事だねって話



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