見出し画像

第7回べあー杯(チーム戦)に参加したお話

お前は大会参戦記しかnoteに書かんのか!!!というツッコミも貰いそうな感じになってきましたが今年(2023年)3回目の大会出場となった第7回べあー杯チーム戦に参加した時の諸々を今回も書いていきます。
本記事は8/23に着手してから空いた時間で過去を振り返りつつじわじわ更新し、大会後に公開という形式になっています。書く日によって文体が異なる事もあると思うので予めご了承下さい。

わざわざ記事見に来る人の大半が知っているとは思いますがべあー杯については下記note参照。一応ね。

自己紹介

ギリギリ名古屋市外でbeatmaniaIIDXをプレイしている1989年生まれの男性、 S.MOCK こと ししゃもっく と申します。"X"はこちら(https://x.com/sishamock

腕前的には8/23時点で未難3、未鳥23、☆12BPI43.52、☆11BPI40.48
アリーナでは基本A1在住、A2に落ちても即戻ってこられる位のスコア力です。

参加までの諸々

べあー杯に出ようと思ったわけ

まずはべあー杯以外も含めた大会そのものに出ている理由。
今年出ているどの大会でも「どこまでやれるか自分を試したい」が一番の動機です。
アナ雪の劇中歌の Let it go でもまんま同じ歌詞がありましたが、この歌詞の部分が原語だと"To test the limits and break through"でさらにいいんですよね。「限界に挑み、超えていく。」これのために練習しているような所があります。
"過去の自分より上手くなる。beatmania IIDXの本当の面白さは、ここから始まります。"
と公式HPの遊び方紹介にも書かれてますからね。

そしてべあー杯に出ようと思った特有の理由。
今年初めて参加した大会である 天 に参加した際の記事では第6回べあー杯についても触れていますが、その時は以下の理由でエントリーしても参加できるか怪しいな、と思った事と 天 の方でチームのお誘いをいただいたことから短期間に2度遠征するのは流石に厳しいと判断して断念していたりします。

べあー杯と天の開催案内があり、どちらかには出たいがべあー杯は知名度、腕前を客観的に見てドラフトで取ってもらえるか微妙

https://note.com/sishamock/n/n81befcccd0f6

しかし、人とは成長するもので……
こう思っていた2月時点よりどう考えても上手くなっている、という実感があり、相互ライバルであるOMEGAさんが第6回べあー杯に参加していた事も合わさって、実力的には第6回基準でのドラフト当落ラインくらいには居るのではないか?と思う様になりました。
知名度は……大会出場で現役プレイヤーとの交流が増えた事もあり、まずまずといったところ。少なくともこいつ誰やねん状態だった2月時点よりは多少目立つようになったかな、と。
(後、天に出ていたこともあって低難易度が主戦場、単発方面での戦力として見ていただける事が多くなったのかな、と思います。高難易度をやりたくても地力が足りないタイプなだけだったりするのはご愛敬。)

そんなわけでいざ出場して場違いでしたすみません……となる事も無いだろうと判断してエントリーと相成りました。
ただ、べあー杯はプロを目指している人のアピールの場でもあるし、今の自分の実力ではプロを目指すとは恐れ多すぎて口が裂けても言えないので、エントリー時の設問では正直にプロは目指していないと回答。プロ希望者優先だろうし通ったら儲けもんやな!くらいの気持ち。
なお、この段階では普通に参加できるかどうかはドラフト次第だと思い込んでいた模様。

出場決定から情報公開まで

エントリー締め切り後、1日空けた6/27に当選連絡。今回は出場選手は抽選時点で確定するとの文面があり、一安心。
このタイミングでキャッチコピーを決めないといけなくなり、少し悩んだものの大会に出られるレベルまでこの年齢からの取り組みでも伸ばせるぞ、という意味合いを込めて「第三次成長期」に決定。

7/8には自己PR用の動画撮影。
自室の照明の配置上、普段のままだと顔全体に影が落ちてしまうためあまりにも映りが悪く、何とかするためにてんやわんやでした。
配信者でもないのでちょうどいいリングライト等は当然なく、嫁ちゃんが持っていたUSB接続で使えるトレス台を光らせて代用したりで何とかみられるレベルの映りを確保、ある程度言いたいことを台本にまとめてそれを見ながらの撮影、まあまあ口も動いていたので一発撮りで終了。
……実際に動画が公開された際に嫁から「撮影時からだいぶ早口だな~、緊張してるなと思ってたよ」と言われ、その場でツッコんでくれ~~~~~~!!!と少し恥ずかしくなりました。オタクは早口。

ここから8/8に出場が発表されるまではひたすら人に言いてえけど……言いてえけど……耐え……の期間となりました。
特に、7/15に福岡で行われた大会(谷口杯)に参加していたので会場とか打ち上げとか。谷口杯もべあー杯とほぼ同日程で次回の開催が決定していたため、そっちは出ないんですか?みたいな話もちょこちょこあり……。うーん、我慢。

このツイートはそういうことです。なんならリプライしてきてる青木くんもそういうことでした。
メンバー発表された際にいなりくんがべあー杯→谷口杯の強行スケジュールで両方出場するというのが判明してバリクソビビりました。若さってすごい。

この段階ではほかの出場選手やリーダーについては知らされておらず、一部リーダーの方から"X"をフォローしていただいて「あっ……(察し)」となったりはしましたが自分は参加選手の中でどのくらいの立ち位置になるんだろう、と少し心配になりながら情報公開を待つことになります。

出場者公開とドラフト

ドラフトが行われる8/11に先駆けて8/6から順次参加者が発表されていき、8/8に自分の番がやってきて出場発表アンド自己PR動画が公開。
自己PR動画で同年代のプレイヤーを応援する謎の男性が誕生した。何言ってるか台本も送付しておけばよかったね……

ともあれ、他の参加者も発表されていく。一方的に、というのも含めて知ってる人は半分強くらい。知らない人もリザルトを見に行ったりして情報収集をした感じだとバリバリ☆12の重い曲やります!!というタイプは少なそうだったので場合によっては1ヶ月物量詰め込んでいくのもアリだな〜、とこの段階では考えていました。

なお今回、大会が近くなってからは意図的にリザルトをあまり出さない(出すものは大会に影響しない範囲)ようにしていました。
この人はよくわからないから敬遠しよう、で2巡目最後まで残っていたとしても参加は確定しているし、自分の強みを全面に出して対策されるのは美味しくないと考えたためです。
ドラフト候補者の中でも実力的には下から数えたほうが早いという認識だったので元から細い勝ち筋をさらに細くする必要はなく、参加するからには勝ちたい。

ドラフト当日は"X"で同時視聴するスペースが立っていたのでほぼ聞き専で参加しつつワイワイ。
結果、2巡目で関さんから単独指名を貰うことになりました。
関さんは天の打ち上げで同じテーブルだったので面識あり。谷口杯での青木くんといい、情報が少ない中でも選んでくれるのはやはり何処かで知り合いになっている人だなあ……と改めて認識。
(この後、関さんが名古屋に来る用事があった際に食事をご一緒させて頂いた席で指名理由を伺ったところ「大会経験あり」「最近のリザルトが普通に上手い」「競合すると思ったら単独でありがたかった」とのことでした。評価頂けていてありがたいことです。)
また、1巡目指名がそこまでボルテやギタドラをやってない僕でも知っているぴこさんだったのでこれは足を引っ張れないな〜となったり。
チーム全体としては穴が余りなさそうな関さん、癖譜面にめっぽう強いぴこさん、記憶に薄そうな曲を選びがちな僕、で低難易度寄りのまあまあ尖った編成になったかな?という印象。相手にしたら2タテ難易度が結構高そうであまりやりたくないタイプな気がします。

また、ドラフト後にはチーム戦翌日に開催されるタッグ戦のメンバー紹介も行われていたが怪獣大決戦過ぎてこっちに出るのはまだまだ先だな……と改めて思わされた。発表が進むたびにこのチーム、ライン超えてるだろ!をひたすら繰り返していたので参加者を見るだけでお腹いっぱい。
タッグ戦の日は冒険とイマジネーションの海に行く系の用事があったので観戦チケット戦争には参加しなかったが、即埋まって追加席まで用意されていたのもなかなかの頷け具合だった。

大会準備

チーム会議

ドラフト終了後、まずは"X"のDMグループで打ち合わせ。ドラフト翌日中には希望チーム枠を決める必要があるのだ。
予選AブロックにA-Cチーム(先鋒から☆8-10/10/11)、BブロックにD-Fチーム(☆8-10/11/12)と難度別にグループ分けがされており、ブロック内の各試合のテーマも抽選済。
どの枠に入りたいか各チームで希望を出し、希望が被ったら抽選→ハズレで再指名という形で対戦組み合わせが決まる様になっている。
チーム構成的にAブロック希望は確定として、問題はどの枠に入るかだが……。
・A vs B CHA/SOF/SOF
・B vs C CHO/CHO/SCR
・A vs C PEA/CHA/CHO
課題曲一覧を共有スプレッドシートにして確認しながら相談開始。
特に第一試合の癖が強く、わざわざこの枠を希望して入ってくるチームの中堅は叙情or罪過が出来る人確定、相手が出来ないとわかったら確定でどちらかが飛んでくると思った方がいいので自信がない場合はここを避けたい。
そうなると無難も無難なCチームが第一候補……とは言うもの倍率が高そうなので第二候補もかなり真面目に考える必要がある。
Bブロック側でもまだやれそうな雰囲気のテーマの枠も検討したが、ぴこさんが☆11皿で武器曲があること、結局準決勝以降の☆10で叙情罪過が飛んでくる可能性があるので練習は必要、という考えもあり、Bチームを第二希望で提出。
いざ抽選になってみたら意外や意外、競合無しでCチームに決定。

ここから約一週間、各試合(予選から決勝まで全て)のオーダー及びチーム名の提出期間となったので今度はDiscordで通話しながら相談。
チーム枠決めの際に既に話をしていたため、予選分はすんなり決定。
・B(罪過の名匠) vs C CHO(もっく)/CHO(関)/SCR(ぴこ)
・A(ちっちゃいものくらぶ) vs C PEA(ぴこ)/CHA(もっく)/CHO(関)
また、準決勝(☆8-10/11/12)と決勝(☆8-10/10/11/12/10-12)は対戦相手ごとにそれぞれオーダーを決定して提出できるようになっているが、相手がどのチームでも構成的に準決勝は ぴこ/もっく/関 が無難。
決勝は連投ができず、副将と大将で☆12をやらないといけないのでどうする?という話をしていたが、
先鋒から中堅までの何処かで2タテしてから大将でぴこさんが☆10投げて☆12と1:1交換すればいいのでは?という発想が生まれ、
決勝 ぴこ/関/もっく/関/ぴこ
という異形のオーダーが爆誕した。ピラミッドパワーとかいう概念もありますからね。
また、チーム名決めが難航するかと思われたがメンバーが全員ベテラン寄りだったので(谷口杯でAVG28.5居たな……)というところからAVGシリーズ勝手に拝借するか?→合計にしたらちょうど100じゃね?みたいな流れでSUM100に決定しました……が、ここだけの話、大会時点では実は相当SUM100に近いSUM98だったのは内緒。(関さんが9/21、僕が9/28誕生日なので)

左から32-34-34の図

練習期間(対策&自選決め)

オーダー提出が完了し、対戦相手が確定したのが8/20
僕の対戦相手は
☆8-10 CHORD ゆりさん
☆10 CHARGE しきぴー
事前にチームで対戦相手を予想していた内容としきぴー、こるてさんが入れ替わっている感じ。
オーダー発表直後に二人とも逆ライバルに現れたのでライバル検索する手間が省けました(?)

VSしきぴーの☆10CHARGEに関しては課題曲数も少ないし固定OPでできない曲もほぼ無かったので、負けている曲を伸ばす・僅差で勝っている曲もより点数差が付くように一通りおさらい。
個人的にはDonkeyDonkに苦手意識があったのでマトモなスコアを正規で出して選曲させないようにする、が第一の課題でした。
最終的にはLight Shineだけ2点負け、他全曲勝ちになるところまで行ったので「これだともうLight Shineしか飛んでこないんだろうな~、でもこの曲の2点差は実質同点みたいなもんだし皿が綺麗にハマるかどうかだけだろ!」と思い、詰めるのをやめました。
そんな状態だったので自選は結構選り取り見取り。安定させにくそうなsoldier's waltzを第一候補にしつつ、当日のコンディション次第で簡単目な曲に切り替えてもいいな、くらいの気持ち。
自己ベストが2490でまあまあ高いくらいだったのが練習中に2504まで伸ばせており、アベレージも2480↑くらいになっていたのでよっぽどのことがなければ他の曲を選ぶつもりはありませんでしたが……。

問題はVSゆりさんの☆8-10CHORD。課題曲が多すぎる上に相手がどういうタイプのプレイヤーか知らない(叙情とか罪過とかの極端なソフランが上手いことだけは聞いた)のでスコアの相場を調べる&自分のダメそうな曲をリストアップするところからでした。
ここでピックアップされたのが3曲。
・Make Me Your Own
→ゆりさん自己べ20個!?でビビり散らかす。自分の練習開始前のスコアが85個とかでこのままだと間違いなく飛んできて何も起こらずにやられると思っていたのでかなり練習をした。最終的に叩き皿がしっかり揃って正規で24個まで削れたが安定せず、飛んでくると嫌だな~の筆頭。
ただ、これで叩き皿を練習していたのでいろんな曲が上手くなってちょっとうれしかった。あとLight Shineに活きた。
・KAMIKAZE
→ゆりさん自己べ23個、以前の記憶から正規はあんまりなさそうだな~と思っていたのでいろいろオプションを選んでいたがしっくりこず、自己べがS乱で46個とかでうーん……となっていたが結局正規をやってみたら普通に押せるようになっていて成長を感じた。
が、とにかくMake Me~を投げられたくなかったためスコアを伸ばさなければ選曲を誘導できないかなと思い、アウトロでGoodを出しまくって更新しないようにしていた。(自己べとのゴーストからおそらく25個くらいは出せるようになっていたはず。)
・garden
→これはゆりさんの自己べがどうのこうのというよりも自分が苦手なのでマズいな、と思っていた曲。固定OPは何があるんだ?と思いながらいろいろ検討した結果、大会直前の練習でミラーでゆりさん-10くらいまでは詰められたので当日の出来とランダム運次第でひっくり返せるかな?くらいの出来。

また、自選で使えそうな曲があまり浮かばず、めでてえかLuna Plenaの2択になったが、Luna Plenaは自己ベストで30点以上リードしているし、アベレージのスコアでもゆりさんの自己べを上回っている。正規を選ぶ人も少ないだろうからオプション勝ちできる可能性も高いな、と思いこちらに。
調査不足でめでてえができるタイプの人かわからなかった(今作スコアが付いてなかった)ので藪蛇になるのは避けたいな~というのも理由としてあり。

準決勝以降は☆11のみの出場。チーム戦略的には自選を確実に確保するのが大事だったので相手によって使い分けの出来る武器曲を複数磨いておく方に注力。候補は以下。(OPはすべて正規)
・Angelic Jelly
→谷口杯で投げようと思っていたけど投げるところまで行けなかったやつ。格上事故らせ枠だけど練習期間中に逆に安定しなくなってしまった。(2770くらいしかでなくなった)ので不安が残りつつもワンチャン要因。自己べ43個
・Energy Drive
→自分が落ち着いていたら(ハンドスピードをコントロールできるなら)使えるオールラウンダー曲。自己べ18個
・m1dy Deluxe
→同格くらいの人に嫌がらせする用。途中の皿がうろ覚えだったので基本的には投げる曲がなくなった時に使うつもりだった。自己べ82個
・New Decade
→高速苦手な人用。昔から結構得意だったので当日の調子が悪くてもある程度の成果が見込めそう。自己べ61個
・Dawn Saga
→チャージ苦手な人用。調子悪いとリズム変わるところで失点しまくりそうでちょっと投げづらい。自己べ38個。
・Crazy Jackpot
→多分正規やる人いなくてオプション勝ちできる可能性が結構ある。自己べ56個
・tripping contact(teranoid&MC Natsack Remix)
→大会一週間前にBPI低い曲適当にやっておくか~ってやったら120点伸びたやつ。まあまあうまくいったな~くらいの気持ちでリザルトに入ったが後ろで見ていた友人(よしもんさん)が「これヤバくないすか?」と結構デカ目のリアクションを取ってくれたのでどうやら上手いっぽいし候補に。よしもんさんありがとう……。

対策としては以前から下手だな~と思っていたスクラッチを全般的に触る、ソフラン曲のギアチェンを確認しておく、程度で済ませてしまった。(これが後で悲劇を生むことに……。)
武器曲を探したり苦手曲をつぶしたりでドラフト後からの☆11総合BPIの上がり方が結構大きかったのでぺたり。

そろそろ☆12BPIに追いつきそう。



また、この期間はDiscordでリザルトを共有していたので、いろいろと変なリザルトが飛んで来て面白かった。
SDVXのイベントに参加したりKACのギター予選をやったりしているはずのぴこさんが理解不能なスコアをたびたびアップしてくれて心強さが異常。
関さんもピンポイントに自選を抑えていたり対戦相手情報を流してくれたりとありがたみMAXでした。

当日(大会開始まで)

前日は早め(23時ごろ)にベッドにinしたものの寝過ごさないようにという緊張からか中途覚醒2回を経て5時前に起床。寝不足。
お留守番する猫に2日分のご飯を用意して5時半頃に家を出発。名古屋駅から新幹線に乗って移動開始。
天の時は新幹線内で急速に具合が悪くなってしまい、新横浜に着いた時にホームで一旦休憩しないと動けないような状態になってしまってそのあとも引きずってしまったので今回はそうならないように気を使って水分補給&普段はほぼ食べない朝ごはんをしっかり摂取。(inゼリーとおにぎり)
後は寝過ごさない程度に仮眠もとる。

新横浜からよく覚えてないけど2回くらい乗り継ぎして本厚木駅着。この移動の間もできるだけ仮眠をとるようにしていた。
バスの時間までちょっと時間があったので駅前のマツキヨでチオビタ3000を購入。普段からちょっとお疲れの日にゲーセンに行くときはホームゲーセンの隣のドラッグストアでチオビタドリンクを買って飲むのがルーティンになっているのでこの日はチオビタ3000でルーティンも3倍に強化。(?)
余談だがこの時マツキヨの店内中国語アナウンス?が壊れていたのか1秒くらいの音声が延々とループされており、レジに並んでいる間に洗脳されそうになった。
後はなるべく昼ご飯を摂らなくてもいいように富士そばで紅しょうが天うどんを食べた。お腹が減っているときの方が集中できるタイプなので本番中は適度にお腹を空かせておきたい。

紅しょうが天は美味い。

うどんを食べ終わるとちょうどバスの時間だったのでバス乗り場に向かうと長蛇の列。(一方的に)知っている顔もちらほら。
列が長すぎて乗れるかどうか不安だったが前の方に並んでいた学生の集団が違うバスを待っていた様で九死に一生を得る。
バスから降りてそれらしき人達についていくと会場のレジャランのある厚木トレリスに着。同時に自転車に乗った関さんが後ろから走ってきた為ここから同行。お世話になります……。

関さんにくっついて音ゲーコーナー奥の大会会場まで到着。フロアが広すぎたのでおそらく一人で行動していたら2倍は時間がかかっていたと思われる。
到着後、受付を済ませてひとまずアップ開始。1クレ目は☆9ですら譜面が認識できず、35同時押しで24を押したりするなど非常にまずい!と思っていたが2クレ3クレとやったら何とか許容範囲くらいに落ち着く。
自己PR動画を撮った人だけ特製ネームプレートがあります!みたいな話があったのをネームプレートを貰うまで忘れており、うれしいハプニング。

やったー!ししゃもだ!可愛い!

11時前にぴこさんも到着してチームSUM100集結。皆人柄が穏やかでSUM100っぽさを感じる。ぴこさんの到着がDJプレイ少し前だったのでアップどうする?みたいな話をしながらついに大会開始。

大会本番

DJ ShimamuraさんのDJライブ(60分)から大会がスタート。ノリノリで体を揺らしていたものの、これ60分ノリっぱなしだと普通に体力持たんな……ということに気づいてしまい、省エネで楽しむモードに移行。老体。
Unicorn Tailっぽい曲が流れたり止めて引く曲が流れたりで相当やりたい放題だった。
自分たちのチームの出番は第2・第3試合だったので第1試合の間に最終アップを終わらせていざ実戦開始。
大会自体の様子は大会アーカイブに任せるとして、自分の試合だけ振り返り。

Aブロック第2試合 先鋒CHORD(☆8-10)VS ゆりさん(チーム:罪過の名匠)

他選:The Sealer~ア・ミリアとミリアの民~ ×
→実は大会前最終練習日まで触っていなかった曲。一回プレイしてこんなソフランあったな~wとか思いながらゆりさんのスコアを見たら6落ちとかで??????となり、さすがに少しやっておかないといけないな……と思ったため5回くらいプレイしていた(自己べ13個)
選曲発表された時の心境としては直前に練習していたこともあって厳しいけどまだマシな部類の選曲だな~という気持ちと意外だけどまあわからんでもないな~というちょっとした納得感がありました。
プレイ自体は開幕のソフランで点差を付けられるのは織り込み済み、とは言え最初の階段で失点してしまい10点差が見えたのでこの曲で10点取り返すのはキツいだろうな~と思いながら淡々とプレイしていた。曲後半でゴースト数字が白くなり始めて緊張度が上がってしまい、最後の最後で手が震えて単発がBADになり、結果2点負け。勝てると思っていなかった試合で勝ちがチラついてしまったのに打ち勝てなかった。メンタル負け。
ただ、ゴースト出してなかったらそもそもあきらめ気味で集中力切らしていたと思うのでここは良し悪しかな……。

自選:Luna Plena ×
→直前の負けを引きずって集中しきれず指が動かず。前半で変な取りこぼしがあったり、このフレーズで点差が広がるだろう、と思っているところで思ったよりも点差を広げられずやきもきした感じで進み、結果最後の最後まで競る形になってしまい3点負け。
練習時のアベレージより大幅に低く、何なら当日のアップ時のスコアからも1%弱スコアを落としており、正規でやってんのにこれじゃそりゃ勝てんわという感じ。
ある程度の回数やりこんできたのだからもう少し自信を持つべきだった。

なお、試合終了後ゆりさんと話をしたところKAMIKAZEはバレバレだったとの事。うーん猿知恵だったか……。
後の2曲はやはり自選候補だったとの事でちゃんとスコアを詰めておいてよかったな、と思った。
これ投げられると嫌だな~と思ってたんですよ、といわれた曲が自分の中で自選候補にかすりもしていなかったのはちょっと面白かったし参考になったので安定するか試してみてアリーナで使ってみようかなと思っています。(特に下弦の月)

初戦は2タテをくらい、チームメイトはしっかりと自選を抑えてくれていたものの僕の2タテ分が響いてチームも負け。申し訳なさMAXだが次の試合は分がいいと思っていたので気持ちをリセットして次へ。

Aブロック第3試合 中堅CHARGE(☆10) VS しきぴー(チーム:ちっちゃいものくらぶ)

自選:soldier's waltz 〇
→とにかく落ち着くことが大事な曲なので意識的に視界を広めにとって臨んだら効果覿面。正規を選んだ時の難所の76547654……から始まる一連の階段もそれほど崩れることなく終始いい感じで進み、自己ベストー7点の大会一発勝負でこれなら文句無し!という感じの出来で快勝。えっへん。
後でアーカイブを見たら結構騒がれていたのと会場でも色んな方からお褒めの言葉を頂いたので満足です。あと自分の顔が曲終わった瞬間にっこにこで笑った。嬉しそうだなお前。

他選:Light Shine 〇
→選曲発表された時の心境としてはしきぴーが前の試合でDonkeyDonkをすでに使っていたこともあり、知ってた~~~~~~~!とだけ。
ただ、驚きはないが一番ワンチャンを通される曲でもあると思っていたのでとにかく皿で事故を起こさないことだけを祈りながらプレイ開始。
イントロの皿で10点程度差が付いたのを確認したので終始安全にプレイすることを心掛けた。二重階段で走ってしまって点が溶けるのを危惧していたが結果的に手堅くおさえて自己ベスト-1点で着地。こちらも結果的には快勝だったかも。

ということで2タテ。僕の方が得意な難易度帯ということもあり、精神面に余裕があったのがかなりプラスに作用したな、という印象。
チームでも関さんが自選のTake it easyを気合で通して勝ち!心臓に悪い勝負だった……。
これでAブロック全チームが1勝1敗で並び、得失点差で1位通過になった。

休憩(解説&DJ交流タイム)

Bブロックの試合が行われている間はAブロック出場チームがゲスト解説みたいな形でブースに入る形になっていた。せっかくなのでSUM100はチーム全員が入れ替わりで解説席にお邪魔させていただく事にした。
解説むっず!普段結構雰囲気でしか譜面の傾向を認識していないのでふんわりとした事しか言えねえ~~~~~と思ってしまった。
練習あるのみ(練習する機会はあるのか?)

また、DJ Shimamuraさんとの交流タイムもあり、待機列ではツイッターでBPL関係でわいわいしている方と少し話せたり、ながちゃん(さん)に選手だからアップに時間使った方がいいでしょ!と順番を譲ってもらったりした。ナイスガイ過ぎるだろ……。ファンです。BPLサポーターズ投票しよ……。
交流時間には曲は好きなんですけど譜面に一生苦しめられてます!とか話をしていた。文句はKONAMIに言えと言われた。それはそう。
特製ネームプレートにサインも貰ったので家のどこかに飾りたいと思います。

今回の戦利品

準決勝 中堅FREE(☆11) VS えのもとさん(チーム:べらんめえず)

自選:tripping contact(teranoid&MC Natsack Remix) 〇
→僕より鍵盤が上手い人なのは間違いなかったのでちょっと癖があってかつ押し切れる譜面でいくのが吉だな、と思ったためこれに。
後は人があんまりやってない曲を大会で投げると効くなあ……という実感があったので自分も気まぐれで触ったくらいだしほかの人も恐らくそんなにやってなさそうだな、という読みもあったがこれが的中。未プレイとまでは思っていませんでしたが……。
結果的には40点くらいの差を付けて勝利。プレイ内容自体は可もなく不可もなくという感じで事前にやっていた回数とオプション差で勝ったな~という印象。もう少し高いスコアで安定しないと武器として振り回すにはまだ少し弱いかも。

他選:Discloze ×
→苦手意識めちゃくちゃあり。OPがよくわかっていないのでランダムを選択してしまったのがよくなかった。OPよくわからんかったら正規をやらんかい!!
谷口杯に続き同じような選択ミスをしており、成長が見られていない。
今後チーム戦で僕とチームを組む人は正規をやれと念押ししてください……。
前半がボロボロ過ぎて60点くらい差が付いてしまい、後半は多少まともになったものの点差が縮まらず(そもそも60点はどれだけ頑張っても縮まるような点差でもないのだが)負け。
後日やり直してみたらそもそも自己べのOPはR-RANだし正規やったら1回で本番のえのもとさんのスコアと同じくらいのスコアが出たので事前の対策不足が如実に表れてしまった形……。

名古屋に帰った翌日にプレイ。正規できるじゃん。

まあお互いに同じような格好で点を取り合ったともいえるし格上相手に中堅で引き分けを取ったので上々でしょう。
先鋒でぴこさんが歴代持ちになったCheer Trainをぶつけ、M.D.Injectionも耐えて2タテしてくれていたので事前の作戦通りのアツい展開だったのですが、関さんが鍵盤力なら勝っているだろうと思って選曲した冥のランダム配置がまあまあ当たってしまった事もあり、すとろんぎさんに大将2タテをくらい準決勝敗退となってしまいました。

残念だけど関さんが一番悔しいと思うし(大会終わってからめちゃくちゃ冥やってるっぽい画像が上がってきた)、関さんがTake it easyを抑えてくれていなければそもそも準決勝にも上がれていなかったので感謝。
また、予選では厳しい大将SCRATCHを抑えてくれ、自選の安心感が半端なかったぴこさんにも感謝です。

SUM100(今年度中は)forever…

大会を終えての総括

個人成績は3勝3敗+2ptで及第点!とはいうものの落ち着いていれば、事前に1回でも対策をできていればワンチャン全勝もありえたんじゃないか?と思うと素直に喜べないのが正直なところ。うーん高望みか……?
会場でほかのチームの方から聞いた話では実はチームの前評判も結構高かったらしい?ので悔しい気持ちがいっぱい。

ただ、大会参加3回目にしてようやく予選的なところを抜けて次にすすむことができたので結構嬉しかったのと、立ち上がりこそ遅いものの後半は普段と遜色ないプレイができていたように思うので大分大会慣れもしてきたのかな~と思います。
環境が違うので直接比べられないかもしれませんが、オートアジャストで合わせた判定位置が谷口杯の時は普段の設定から+0.3くらいの位置にあったのが今回は+0.05とほぼ変わらずプレイできていたくらいだったので手が震えてしまっていたわりに認識は普段通りできていたのかも。

後は結構うまめな曲が見せられたのでちょっとは目立てたかな~というのもあって今回は個人的には満足度高め!今できるレベルでの爪痕は残せたでしょう。
今後は当分大会の予定も無いので武器曲を増やすというよりは地力を伸ばす方面で遊んでいきたいと思います。
(10/1にドリームプラネット今池VSイミグランデ日吉の15VS15BPLバトルがありますが、大会というよりは対戦会というか、ドリプラお別れ会というか……という感じなのでこっちは気楽にやります。)

改めて、チームメイトのお二人、運営の方々、応援いただいた方々、そしてこの長文になってしまった記事を最後まで読んでいただいた方々に感謝の言葉を述べつつ、記事を締めたいと思います。

「それでは、また何処かの大会でお会いしましょう!」


次は何処だ?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?