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自己肯定感爆上げてくれたバイト先の話①


大学1年生の時
私はバイト先でシャブ中
言われていました。
いじめられていたわけではないので
安心してください。笑

前の体験談でお伝えしたように
暗黒だった田舎での中学、高校生活を終えて
こんなに楽しくて私死ぬんじゃないか
ぐらい楽しいんじゃないかという生活を
親元から離れて送っていたので
嬉しすぎてテンションが
毎日おかしかったからです。

大学の時に
生まれて初めてのバイトで
無難ですが大学の前の焼肉屋に
面接に受けました。

当時夜間の大学に通っていたため
お昼の時間に週5はいることに
なったのですが
仕送りのない生活でお金が足りず
2ヶ月ぐらいしてから
夜の空いてる時間にも
シフトに入れさせて頂くことになりました。

その時に自分と同じ学生バイトの
お友達がたくさん出来るようになり

その中のひとりに
周りのみんなのキャラ付けなどが
上手で面白い先輩がいました。
先輩はみんなの人気者でした。

いい大学に入学し
頭もいいはずなのに
バイにハマりすぎて
大学で友達がいないそうで
シフトインしていない時でも
ほぼ毎日来ては誰かと話していました。

また身長が高くイケメンなのに
ズボラで何日もお風呂に入らないという
尖ったキャラ設定も
なんとなく人を惹きつけるものがありました。

彼を中心に飛び交う先輩達のやりとりは
ユーモアセンスに溢れるものばかりでした。

先輩にも怯むことなく
あだ名をつける有吉のように
みんなセンスのあるキャラ付けをされ
それが私にとって
シャブ中」でした。笑

人にはそれぞれコンプレックスが有り
よほど空気の読める人ではないと
キャラ付けというのは
本当に危ない橋なのですが
絶妙にその人の嫌がらない
いじり方をするところが
その人の天才的なところでした。

本当はそのバイト先のシフトを
どれだけ増やしてもらっても
私の生活では足りなかったため
辞めてもっと効率よく
働く方法もあったのですが
私はあまりの居心地の良さに
悩んだ末
もう一つバイトを掛け持つことにしました。

そのバイト先の初日に
こっそりとその先輩方数名が
お客さんのフリして
私の様子を見に来ていたのが
すごく嬉しかったのを覚えています。

大学の前ということで
決して売上が悪いわけではなかったのですが
ある時都市開発で
そのお店と周り一帯が撤退しないと
いけなくなり
私は絶望感に打ちひしがれました。

そのバイト先のメンバー
ほぼ全員がそう思っていたのでは
ないでしょうか。
それくらい
これまでにないほどの
平和な人間関係でした。

 つづく

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