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自分を知りたければ過去を思い出してみる③

これまでの小学生から中学生に
かけての恋愛経験が
そのまんま大人になった自分の
恋愛観に結びついています。

不倫で家庭を崩壊させた
父親を見てる私にとって
浮気や不倫とは
絶対的タブーというよりは
少し身近なものであり

こどもを悲しませることにさえ
ならなければ
少し大目にみているというところがあり

ここからは認知が歪んでいると
捉えられてもおかしくないのですが

自分の浮気や不倫を止めるという
保証ができないのならば
こどもは産むべきではないと
考えている節が私にはあるのです。

ましてお金に余裕がないのなら尚更。

そんな価値観を持ちながら
予想どおり独身でいた私は
30を過ぎると
むしろ男性といる方が楽に
感じてきました。

30代前後の女性というのは
こどもがいるかいないかで
価値観が大きく違い

独身同士でも
ライバルのような関係になりやすいため
友情を維持するのが難しく
必然的に男性の友達ばかりに
なってしまいました。

彼氏がいなかった期間などは
よりそうでした。

この頃になるともう
「男性が怖い」という気持ちはなく
Yくんが私に対して
「来るなよ、気持ち悪い」
と言ったことに対しても
冷静に
「思春期だし。恥ずかしかったんだろうな」
と解釈することができます。

その後Hくんとそっくりな
推しに出会います。

推しがHくんとそっくりだと
気づいたのは
関係性が終わろうとしている時でした。

私は推しといい感じになりつつも
その後今の彼氏と付き合うことになり
推しにそのことをずっと黙っていました。

やがて噂が回って推しの耳に入った頃に
推しとは連絡が取れなくなりました。

私自身は彼に
見限られるようなことは
していません。

彼が私に対して
興味を持っていたのであれば
話は別ですが。

私が自分のことを
「悪の側の人間」というのは
こういうところにあります。

連絡が取れなくなって私は
表面的には悲しかったものの
心の奥底になぜだか
復讐を果たしたような
すっきりした気持ちになったのです。

推しは私になにも悪いことをしていないのに。

私に彼氏ができたと聞いて
連絡を無視したくなった
推しの気持ちを考えると
何かが精算された気持ちになったのです。

トラウマというのは
こうやって時に人を悪魔にするのです。

ただそんな推しだって
トラウマを抱えた悪魔で
私には悪いことをしていなかったにしろ
今まで泣かせてきた女が多かったことは
なんとなく知っています。

私が推しにしたことだって
周り回って
誰かから報いを受けるのかもしれません。

人の物語というのは
何かしら繋がっています。

そして人の行動原理というのも
その人の過去の記録のどこかに
ヒントがあります。

自分の中になぞの攻撃性をみつけたなら
それは過去にヒントがあるのかも
しれません。

そしてこれでは
なかなかネガティブな話に
なってしまいますが

人の才能というのも
ここに集約されると思っているのです。

私は体がおかしいと思ったら
その病名に行き着くまで
調べ尽くします。

物心つく頃から
人と違うと自分で
生きづらさを感じていた私は

今ならみんな知っている
ADHDやASDの存在を
20年以上前の子どもの頃から
知っていました。

なぜみんなそこまでしないのか
私にはわからないとすら思うのです。

きっとそこまで苦しんでいないから
なんじゃないかと。

ただそれが出来ることも
一つの才能なのだと人から教わりました。

だから痛みを抱え
苦しみを抱えて
心に悪魔を持つ人に
私は魅力されるのです。

あなたの人を魅力する悪魔は
過去のどこに潜んでいるでしょうか。

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