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用事を能動的につくる

最近会社の人と恋人としか
ほとんど関わっていないことに
気づきました。

おそらくグランピングやらなんやらで
一時期お金を使いすぎたと思っていて
あまりお金を使わないようにと
考えていたら
あまり人と接することが
なくなっていました。

これは内向的なわたしには
よくありがちなのですが 
だからと言って私だけなのかというと
割とあるあるだと思います。

仕事関係や家族との人間関係しかない
という人は
結構多くいるのではないでしょうか。

私は以前から
その二つの居場所以外の
第3の居場所を作ることを
推奨していて
自分自身も実行してきました。

第3の居場所とは
趣味の友達とかサークルとか
習い事やボランティアなどの仲間です。

これは今となっては
私以外にも言っている人は
多くいます。

私はこれまでに
仕事関係や恋人や家族以外では

前の会社の同期
SNS繋がりで同じ推しの友達
近所の飲み友達

などの第3と言わず
第4、第5と居場所を
広げていっていました。

今の彼氏もその中の一人ですし
自分ひとりで新たなコミニュニティへ
切り開ける自信があるので
異性との出会いも
あまり困っていません。

ただ以前も話したように

異性との方がうまくやれる傾向の強い私は
やきもちやきの彼氏と付き合って
しまったがために
かなり交友関係に制限がかかってしまいました。

いや、以前の私ならば
「束縛なんてただのわがままでしょ」
と思って無視してしたのですが
一緒にいる時間が長くて
「彼氏を悲しませたくない」
という気持ちが上回ってしまいました。

恋愛って本当に合理的ではないので
こういう点が困ります。笑

一度こういった状況に金欠(というか節制)
が加われば
途端に恋人以外の交友が
途絶えてしまいます。

また現代ではこういったことは
以前より頻繁に起きやすいと
感じています。

なぜなら分からないことが
ネット検索でなんでも解決するようになって
分からないことを
詳しそうな知り合いに聞く
という
プロセスがなくなってしまったからです。

私たちは
Googleで簡単に解決する疑問点も
わざわざ人に問いかけるようにしないと
人と接点を取る用事がないのです。

そういえばつい10〜15年ほど前までは
わからないことがあって
それがわかりそうな人がいたら
連絡を取るということが
自然に発生していました。

ですが人に聞かなくても
解決するようになった現代において
それをわざわざするという工程が
相手には不自然になってしまいます。

ただそれを乗り越えてでも
あえて調べることなく
用事を能動的に作るようにしないと
人との接点は簡単になくなってしまいます。

「用事があったら連絡を取る」という
だけで関係が維持できた以前と違って
基本的には人と人との用事は
なくなってきている
のです。

第3の居場所を作ることが
最近よく言われてきたのは
ここにも理由があると思っています。

なぜなら第3の居場所なんてものは
基本的に緊急の用事なんてなく
能動的に作りに行っている集団だから
なのです。

「ググれカス」なんて言葉がありますが
すべての場合に於いてそれならば
人と人との会話は
どんどん衰退していくのです。

Googleでなんでも解決する時代で
たまには敢えて人に聞くことによって
コミュニケーションを活性化させていきましょう。

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