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私の思う長寿について

長寿について調べていたことが
ありました。

きっかけは菅谷アナウンサーが
膵臓がんを公表した
というニュースに載っていた

日本人の長寿記録を持っている
 田中カ子(かね)さんが
 膵臓がんサバイバーで
 40代の時に膵臓がんを患ったのに
 生き延びて118歳にまでなった
 とい事実に励まされた

というインタビュー記事からでした。

それを見た時に思いました。
「えっ、そうなの?」と。

正直膵臓がんといえば
「がんの王様」と言われるくらいの
5年生存率の低さで
あまり生き残って寛解を迎えたという
話を聞かなかったからです。

この意外な事実が私にとっても
励まされました。

そして長寿と言われる人々は
どのような生き方をしているのだろう?
と気になってきました。

そんな中でいつのまにか私は
長寿記録を持つ田中カ子さんの
生涯についての記事や

その他の長寿と言われた方々の
記事を見ていました。

驚くべきことに
彼ら彼女らは
「コーラ」や「お酒」「甘いもの」など
長寿とは程遠い食物を嗜好品としていたのです。

あと漠然と感じたのは
長寿の人たちには
「ユーモア」があるなということでした。

「ユーモア」というまでもなくとも
戦時中の大変な時代を生きた人たちですから
みんな辛い思いをして生き延びてきた
人生を背負いながらも
なぜだかそれを感じさせないくらいの
明るさを感じます。

なんというか「ネアカ」なのです。

30代以上の人達には「金さん銀さん」
ご存知ない方々には
瀬戸内寂聴さんをイメージして
頂ければいいかと思います。

彼女たちも歴史を遡れば
大変な時代を生きてきたはずなのに
それを感じさせないような
素晴らしいユーモアやホスピタリティを
感じます。

そしてなぜだか甘いものが
好きだったりするのです。笑
しかも和菓子とかではなく
ケーキとか比較的今風のものを。

そういったお茶目な一面は
彼女たちのこども世代の方々よりも
ある意味若さを感じさせます。

彼女たちの生き様には
新しい時代の移り変わりを肯定するような
柔軟さを感じました。

ここからは私の体感なのですが
どれだけ体にいいものを取り入れようとしても
心が健康でなければ
受け付けてくれません。

もちろん限度はあるのですが 
心身が充実していて
心から「おいしい」と思って食べることが
できたのならば
多少体に悪いとされているものですら
体の栄養素になるのです。

私の知り合いにも癌サバイバーがいますが
その方にも共通するような
「ネアカ」な雰囲気がありました。

あとこういったコメントが求められる方々は
すでに平均寿命をとうに越しているか
病床に伏せたことがあるからかもしれませんが

よく寝る
という記述も多いように感じました。

前回の投稿の後半にも述べたように

体が動かなくなってきたとしても
決して悲観的にならずに 
寝ることを楽しむことが出来たとしたら
それも長寿の秘訣になり得るのかと思います。

自分が思うように体を動かせなくなった時に
資本主義の現代でなかなか悲観的になってしまうものですが
そんな状況ですらも
楽しむ術を持っていたのなら
そこからの人生も楽しめると思います。

人生100年時代とは言われていますが
医学が進んだとはいえ
おそらく最後の20年は
今の状態に比べて体が言うことを聞かなくなっていると思われますので
その後の人生を制するには
やはり「ユーモア」を忘れないこと
「ネアカ」であること
なのかと感じました。




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