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人が一人で生きられない理由②

続きです

私がミスをした時
怒られるどころか周囲の先輩方は
かなりフォローをしてくださり

へこんでいないかと
連絡をしてくださる方もいらっしゃいました。

私はこんなにフォローしてもらえるほど
何かしてあげられているのか
とすら感じました。

その日は罪悪感からかなり残業を
してしまいました。

昨日の残業で疲れていたのと
昨日ほどの仕事が残っていなかったので
私は今日は定時で帰ることにしました。

その後に未来人の動画を観ることになります。

かなり難しい内容を含んでいたのですが
納得する部分も多く
私が印象に残っている部分として

「人は空間を共有していても
 時空、つまり時間の流れは
 人によって違う」ということです。

具体的に言うと
人によって同じ年齢でも
若い人もいれば老けてい人もいる。

時計のない環境で
体感リズムでストップウォッチを押すと
人によってずれが出るなどでしょうか。

この共通認識を合わせるために
「時刻」や「時計」は存在するのですが
それが発明される以前ならば
よりこの概念はわかりやすかったでしょう。

未来人が危惧していたのは
今世界が基準とする時間の流れが
人が適応するにはあまりにも
速すぎるということです。

これは確かに実感がありますよね。
インターネットの普及により
変化の激しい時代になりました。

それによって
現代でもついていけない人が多く発生し
精神疾患として現れているんじゃないかと
思います。

そして早ければ早いことを美徳とされる風潮
それにストップをかけていかないと
取り残される人が圧倒的に増えるという
危惧です。

時間の流れの早さが早い人といると
人はそれだけストレスを抱えるということです。

ある時スレ主は
未来人から
「分岐する未来のいくつかを何パターンか
 シュミレーションする機械」をもらった
そうで
(未来ではそれはただのおもちゃらしい)

それを使っていくつかシュミレーションしたら
感覚が研ぎ澄まされ
普段の仕事の中でも先読みができるようになり

最初は一目置かれるも
その後はやたらとやっかみを受けるように
なったらしいです。

あまりにも先読みして
何が起きても動じず
適切な答えを予め準備しているスレ主が
気持ち悪かったのか

こちらがどれほど最適解を用意して
伝えてあげても
しっくりこない顔をされたようです。

その時スレ主は
人というのは
想像以上に感情的な生き物で
結論そのものよりそこまでに
自分の力で辿り着く過程を
重視する生き物なのだと学んだそうです。

やがてその道具の使用をやめ
先読みを辞めたら
周りのやっかみはなくなっていったそうです。

こういった傾向はとくに
日本の田舎の集落などに顕著で

集団で生き延びてきた人間の
DNAに刻まれているのだそうです。

周りの時間のスピードよりも
早く早く行き急ぐ人の足を引っ張りたく
人間の習性かもしれません。

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