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図書館概論

図書館概論は、司書課程の導入科目として設定されている科目です。そこで私は最初に取り組むことにしました。

玉川通信では、「テキスト履修 シラバス・レポート課題集」に全科目の課題がまとめて載っています。1単位につき1レポート(2000~2400文字)です。2単位科目に課される2つの課題は「第1分冊」「第2分冊」という名称になっています。


第1分冊(課題1) 今日の公共図書館の現状と課題
(1)図書館とは何か、テキスト等を参照しながら自分の意見をまとめる
(2)過去の公共図書館でのサービス事例を調べて概要と特色を説明する
(3)(2)の問題点を指摘し、解決策を論拠を示しながら述べる

この科目の先生は、レポートの体裁が重要です。章立てや見やすいレイアウトが求められます。それと、引用箇所を明確に示さないと、参照していないとみなされます。
課題の内容は、(1)は要点をまとめるだけでよく、(2)(3)は自分が気になったサービスについて自由に書けば大丈夫です。

第2分冊(課題2) データで語る図書館の実際
(1)市町村立図書館を1館選び、各種統計データを収集
(2)類似の図書館と2館比較、及び全国の類似図書館の平均値と比較し、違いを考察
(3)(1)の図書館がある自治体の地域特性を調べる
(4)地域特性がどのように図書館サービスに反映されているか考察
※調査項目の指定あり(奉仕人口数、運営形態、登録利用者数、蔵書冊数など)

この課題は、図書館の年報を中心に統計データを収集した後、地域差がわかりやすい項目について掘り下げていけば書きやすいです。(3)の地域特性は、市や総務省統計局のデータなどを使用して特性を示しました。
私は全国の類似図書館の数が多くなってしまい、レポート内での言及が少ないわりにデータ収集が大変でした。でもレポート全体を通して、たくさんのデータを根拠として考察したことが良かったようです。


科目試験
図書館に関する法について説明(約1,000文字)

教科書をまとめるだけでOKです。説明なので、自分の考察も不要でした。


図書館概論では、他の科目では求められない体裁(章立てなど)を整える必要があります。レポートで取り上げるテーマには自由度があるので、思いついたことに対して根拠を示して考察すれば大丈夫です。


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