NW系 サーバー

ネットワークに出てくるサーバーとかのまとめ。

RADIUSサーバー

RADIUSとは
Remote Authentication Dial In User Service
の頭文字。
Authentication=認証。

ネットワーク上のユーザ認証プロトコルの一つ。
電話回線でダイアルアップ接続の方式を利用するユーザーに対して
インターネット接続を実現するための認証プロトコルとして
当初は使用されていた。
ユーザー認証だけではなく、ネットワークの接続時間や
データ量の情報も収集できるため、ISPなどでは
認証ユーザーの課金などでも利用していた。
(ISPとはインターネットプロバイダーのこと)
現在では、
無線LANや有線LANでのネットワーク接続時のユーザー認証のプロトコル
として使われている。

RADIUS認証システムは、
RADIUSサーバー・RADIUSクライアント・ユーザーで構成されている。
RADIUSクライアントはNAS(Network Access Server)とも呼ばれる。

ユーザー→(認証して!)
→クライアント→(ユーザーが認証してっていうとる)
→サーバー(確認したるわ!おk!)
→クライアント(ええの?わかった~!ええらしいで!)
→クライアント

みたいな感じ。

ユーザーから依頼を受けるのはクライアント。
アクセスを許可するかどうかはサーバーが決める。

RADIUSでは、RADIUSクライアントとRADIUSサーバー間で
共有暗号鍵(Shared Secret)を事前に設定する。
⇒不正なRADIUSサーバーやクライアントからの接続要求を排除するため。


DHCPサーバー

DHCPとは
Dynamic Host Configuration Protocol
の頭文字。
Configuration=構成

インターネットなどのネットワークに接続するコンピュータに対して、
IPアドレスなどの必要な情報を自動的に割り当てるサーバー。

IPアドレスが重複しないように管理して、
クライアントにネットワークに接続する際に必要な設定情報を貸している。
必要な設定情報=IPアドレス、DNSサーバのアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイなど。


NAPT

NAPTとは
Network Address Port Translation
の頭文字。
IPアドレスとポートを変換する。
IPマスカレードとも呼ばれる。

NAT⇒ローカルIPアドレスとグローバルIPアドレスを変換する
ポート⇒サービスを受ける窓口

NAPTはNATの上位互換。
NAPTだと複数のPCを同時にインターネットに接続することができる。
NATの場合、ポートの指定がないので、
1台のPCがインターネットにアクセスしていると、
その他のPCがインターネットにアクセスできない。
動的NAPTが一般的。
送信元IPアドレスを1つのグローバルIPに多対1に変換する。



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