プロキシ

プロキシとは?

ホームページを見るときに使うソフト(Webブラウザ)の身代わりになってホームページにアクセスしてくれるサーバのこと。

わかりそうでわからないでもわかった気になれるIT用語辞典より

https://wa3.i-3-i.info/word11414.html

proxy = 日本語で「代理」の意。
ネットスラング?:「串」

プロキシを設置する目的

・セキュリティを確保する
外部から社内情報への侵入、悪意を持ったサーバー管理者からのパソコン攻撃を防ぐ

・IPアドレスを隠す
IPアドレスを匿名化してインターネットにアクセス可能。

・フィルタリング
社内ユーザーがアクセスできるWEBサーバーを限定する機能。

・通信速度の高速化
過去にアクセスしたWEBページのデータが保存される。自分が過去にアクセスしたことのないページでもほかの社員がアクセスして保存されていれば素早く表示される。

プロキシサーバーの設定方法

ブラウザから設定できる。


プロキシとFWの違い

FW(ファイアーウォール)は、許可したもの以外の通信を遮断するもの。
プロキシは、FWのようなフィルタの機能もあるが、他にキャッシュ(今までアクセスしたページなど)を溜めて通信を高速にしたり、クライアントPCの通信内容を調べたりすることもできる。

=ファイアーウォールは1つの機能に特化、プロキシはいくつかの機能を持っている。


フォワードプロキシ

プロキシといえばフォワードプロキシを指す。
クライアントの代理として通信を行う役割。
クライアント→プロキシ→Webサーバーとなるので、
Webサーバーはプロキシからリクエストが来ているように見える。
=実際のクライアントのIPアドレスが見えない。


リバースプロキシ

逆プロキシともいわれる。
クライアントとアクセス先サーバーが通信している間に入って、
サーバーの応答の代理をする。
クライアントに対してはWebサーバーとして振舞うし、
Webサーバーに対してはクライアントとして振舞う。
クライアントが直接アクセスする対象はリバースプロキシとなり、Webサーバー自体は隠された存在となる。

リバースプロキシの利点


・負荷分散
→クライアントからのリクエストを複数のWebサーバーに分散させる
=クライアントが空いているWebサーバーを選択したりしなくてもいい。というかユーザーからは単一サーバーに見えている。

・異なる動作環境やプラットフォームの統合
Ruby、PHPの組み合わせで複数のサーバーを使って作ったものを
リバースプロキシを使えばクライアント側は複数のサーバーを
使い分けなくてもアクセスすることが可能。

フォワードプロキシとリバースプロキシまとめ

・フォワードプロキシは特定のクライアントから不特定多数のサーバーへの通信を代理で行う。

・リバースプロキシは不特定多数のクライアントからの特定のサーバーたちへの通信を代理でおこなうもの。


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