AWS Protonを試してみた

どんなサービス

AWSのコンテナとサーバレスアプリのデプロイサービスです。

仕組み

以下4種類の概念が出てきます。

1. environment template:環境のテンプレート
2. service template:サービスのテンプレート
 (どのenvironment templateを利用するかを指定する)
3. environment:環境
4. service:サービス

1,2のテンプレートはCloudformationのテンプレートのようです。https://github.com/aws-samples/aws-proton-sample-templates

また3. environmentと4. serviceはCloudformationでデプロイされたリソースになります。

インフラチーム側でenvironment template・service template・environmentを用意し、開発チーム側が自分たちでアプリに必要なパラメータだけ指定してserviceをデプロイできるようなフローを想定しています。

これにより、開発チーム側がインフラ側をあまり意識せずに、安全に早く正しくアプリをデプロイできるようになることを目指していそうです。

試してみた

fargateとlambdaのサンプルがあったので、fargateの方を試してみました。

1. environment templateの作成

画像1

2. service templateの作成

画像2

3. environment

画像3

4. serviceの作成

画像4

5. アクセス先のURLの確認

画像5

感想

Cloudformationの運用で、デプロイ方法やインフラチームと開発チームの距離に悩んでいた組織には、救世主のようなサービスではないかと思います。

まだベータ(2020-12-02)ですが、正式リリースが待ち遠しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?