求職活動
ものすごく細々とだけど求職活動を始めている。
転職エージェントに登録したり、気になった企業に連絡したりとそんなところだ。
昨年5月にコロナに感染した。
症状自体は大したこと無かったが、後遺症が長く続いた。
今でも調子が悪いと熱が出たり、胸が苦しくなったりする。
嗅覚も全部は戻ってないが、もしかしたらこのまま戻ることはないかもしれないとある程度覚悟している。
強い匂いは分かるし、元々嗅覚が良い方だったから人並みになったくらいかな?
人間というのは慣れる生き物だと感じる。
というか、どうにかしていこうとする生き物なのかもしれない。
でもそれって犬も猫もみんな同じだから生き物はそういうふうにできているのかも。
もう嗅覚全開だった頃を思い出せない。
今も3分の1くらい閉じている。
仕事を辞めて、無職期間が長くなるほどに自信がなくなっていった。
44歳なのにこんなに間が空いてしまって次の仕事は決まるんだろうか?
そもそも求職活動をして、書類選考で落ちまくったり、面接に何度も行ったり、受かったら1から人間関係を築いて、仕事を教わる。
そんなことがまた私に出来るかどうか自信が持てなかった。
はっきり言うと怖かった。
その怖さを少し取り除いてくれたのが先日書いたおじさんたちだ。
辞めて何ヶ月も経つ私に対しても連絡を取るほどには、なにかしら私に引きつけるものがあるんだろう。
前職は体を壊して辞めたけど、仕事自体は嫌いじゃなかった。
見積を作るのはむしろ好きだった。
飲食業から初めてオフィスワークというものに入り、わけのわからないまま教わりつつ業務をこなしていた。
実は事務職で1日ずっと社内にいる私をイメージ出来ないんだけど、前職のような現場にある程度行って、みたいな仕事はすごく楽しかった。
ただ分類としては前職は建設業に入るので、忙しいし、期限もタイトだし、クライアントもシビアだった。
何度も電話口で怒鳴られたし、仕事しながら涙が止まらなかったことも何度もあった。
結局、からだを壊して辞めてしまった。
今でもからだを壊したのは人間関係なのか、仕事内容なのかどちらかは分からない。
仕事内容は好きだったけどな、、って思うけど、それすらマボロシなのかとも思う笑
でも元上司が買ってくれてる程度には役立っていたんだろうか、辞めて何ヶ月も経っても、連絡を取ろうと思うくらいには人間的に何か引きがあるんだろうか
そんな風に思ったら、求職活動の怖さが少しなくなった。
おじさんたちありがとう。