中日ドラゴンズ2024戦力分析

拙い構成力と文章力で個人的な所感をまとめてみたので是非諦めずに読んでください()

1.先発投手
総合:A  1軍:A+  2軍:B

予想ローテ:柳(右)、涌井(右)、メヒア(右)、大野雄(左)、小笠原(左)、梅津(右)

主な2軍:高橋宏(右)、根尾(右)、松葉(左)、仲地(右)

まず、去年から戦力的上積みはないが先発投手に関しては1軍を回す分には十分な戦力を有しているようには見受けられる。
開幕ローテで予想されるメンバーはもちろん素晴らしい投手で構成されているが、開幕2軍予想の高橋宏・松葉等の実力のある投手もいるためある程度の数字は期待できるだろう。

OP戦全体を通しての懸念点としては、K/BBの数値が極端に悪く三振は取れないし四死球も多いという結果に終わったことだ。
確かに失点こそは最小限に抑えてはいたが、特に序盤は四球が多く、テンポよく試合をスタートさせているとはとても言い難い内容であった。
シーズンに入ってどれだけ修正できるかが鍵になってくるかと思う。

2.中継ぎ
総合:A+  1軍:S  2軍:C

開幕1軍:ライデル(右)、松山(右)、勝野(右)、清水(右)、齋藤(左)、梅野(右)、祖父江(右)、土生(右)、橋本(左)

主な2軍:田島(右)、福(左)、フェリス(右)、砂田(左)

中継ぎについては、現状球界トップクラスの安定感があるのではないか。
勝ちパターンも複数作ることができるため一部を休ませつつ中継ぎで勝ちに行くということも可能にすることができる。

致命的なポイントとしては、左投手がほとんどいないこと、開幕1軍メンバーと2軍メンバーで実力にかなり開きがあることである。
現状まともに稼働が期待できる左の中継ぎが齋藤くらいしかおらず、左右病重症患者の立浪監督の元だと齋藤に負荷がかかってくるのではないかと予想できる。
戦力層という観点で考えても2軍から1軍に上がって活躍が期待できる選手がほとんどいない現状もかなり厳しく見受けられる。

3.捕手
総合:B  1軍:B  2軍:B-

開幕1軍:木下拓、宇佐見、加藤匠
開幕2軍:石𣘺、山浅、味谷

OP戦で見る限りどのような起用法になるのか不明だが、基本は木下が正捕手なことには変わりないだろう。
捕手能力としては木下とそれ以外では大きな開きがあり、宇佐見は壁性能や盗塁阻止がかなり低く、加藤匠も壁性能としては疑問が残る。
2軍メンバーも若く、現状1軍で使えるとしたら石𣘺くらいなので木下が怪我をした場合かなり不安がある。
ここから石𣘺が大きく成長して木下を控えに追いやるくらいの存在になるとかなり変わってくるのではないだろうか。

4.内野
総合B+  1軍:B+  2軍:B+

開幕1軍:田中、高橋周、村松、中田、中島、山本、カリステ、C.ロドリゲス

主な2軍:石川昂、辻本、龍空、福永、ビシエド

全体的に去年よりはかなり層が厚くなったかのように見受けられる。
昨年までであれば、石川昂や福永は開幕1軍であっただろう。

開幕で予想されるスタメンに加え、代打では中島、守備固めとしては山本とそれぞれに期待できる役割を持たせることができるのはかなりの強みだ。
打力にはかなり不安が残るが、守備でのミスを減らすことで失点も減らすことが出来るので、その点を期待しつつ、新加入の中田の1発やここぞの場面での中島の活躍に期待したい。

開幕2軍が決まっている選手に関してもいい選手が揃っているので腐らずに2軍でアピールして競争していい効果を生み出して欲しい。

5.外野
総合:A  1軍:A  2軍:B+

開幕1軍:大島、三好、後藤、細川、ディカーソン、尾田
主な2軍:岡林、上林、鵜飼、ブライト、川越、濱

昨シーズンからかなり選手層を厚くしたのは外野ではないだろうか。
新加入の上林やディカーソン、尾田はもちろんだが、三好の突き上げがかなり大きい。
三好については岡林が出遅れている分チャンスだと思うので、今のポジションをなんとか死守して欲しいし、岡林は三好からポジションを奪い返しに来て欲しい。

バックアップとしても、ベテランの大島や上林も控えており、期待の大きい鵜飼やブライトと言った若手の存在もあるので1人欠けたら大損害とまではいかなそう。
全員がスタメンを奪う覚悟を持ってシーズンに臨んでほしい。

また、尾田や後藤など1芸特化の選手もいるため起用次第ではかなり大化けするのではないかと楽しみでもある。

6.まとめ

昨シーズンからある程度の補強は行ったものの、全体的に層がもう一つ厚くなると躍進できるかと思う。
起用法や作戦一つで大きく成績が変わってくると思うので、この部分が健全に行うことができればいい位置に着けるのではないだろうか。

最後に、私たちはあくまでいちファンであり、素人であることには変わりない。
シーズンが始まったら「勝ってくれ」と祈り、「頑張れ」と声を張って応援することしか出来ない。
1人でも多くの選手が去年よりも良いシーズンになることを切に願う。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。