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029 ああ、そうだ、早く宝くじで一億当たりますように

卵子凍結しました、なんてお金持ちだけの話なんじゃない?今でも。少しずつ色々な整備が整って、不妊治療も保険適用になった部分が増えたね。それでも結局すべてにお金はかかるわけで、お金が空から降ってきてくれればいいのに〜ってそんなことみんな考えてるか。
別に結婚や出産だけがすべてじゃないけどさ、なんとなくタイムリミットみたいなものが迫ってきていつか崖から落ちてしまいそうな気持ちになる。ここから落ちたら社会的に死ぬのかな?これでも少し緩和されたんだろうけど、田舎はまだまだ根強いよ。生きづら。
ねえ、高齢出産が何歳からかとか、妊娠率がどのくらい下がるかとか、妊娠してからの体調はどう変わって会社からどう見られて身体はどのように傷ついてどんな負担があるのか、どのくらい分かってる?いや、どのくらい分かろうとしてくれる?自分ごとになるわけがないことに興味を持ってもらおうとすることの方が厳しいのかなあ。ああ、なんかもう、世界の八割が女性になればなにか変わるのかなあ。話しても話しても本質が伝わらない感。私の話し方が悪いのかな。君の聞き方だろうか。お互い様なんだろうね。
別に「私の立場と変わってくれよ」なんて思ってないよ。性差は必ずあるんだよ。男性特有の、私にわからない負担がいくつもあるんだと思う。でも、分かろうとしてね。分かろうと努力するから、「こっちだって辛いんだよ」で終わらせ合わないでいようね。仕事のことは些細な疑問を自ら調べるくせに、私の身体のことは病名聞いても決して調べないんだ。もしかして仕事できない人?なんて、意地の悪い言い方だね。でも世の中の女性がよく怒ってるのって多分こういうところだと思うなあ。あなたに「教えてくれるまで待ってるような部下」になって欲しいわけじゃないんだけど、ってあれ?私なんの話がしたかったんだっけ。ああ、そうだ、早く宝くじで一億当たりますように。


029 ああ、そうだ、早く宝くじで一億当たりますように

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