見出し画像

苦手を分解せよ

スト6を買った。たのしい。


人間誰しも生きていれば苦手なものの一つや二つあるものだ。私にとって格ゲーがその一つだった。

格ゲーをやりたいという気持ちはあるので度々買うがスマブラはプレイ時間10時間で棚の奥底で眠りにつき、ギルティはトレモでコマンド練習をやってみたりはしたものの、対人戦する機会はほぼなくアニメ再生機として役目を全うした。

なぜスト6は楽しめたのか。理由は二つ考えられる。

一つはモダン操作だ。早くゲームシステムを理解して立ち回りを試行錯誤して遊びたいのに、そもそも自キャラが満足に操作できないのでは話にならない。格ゲーの楽しいところにすぐアクセスできるモダン操作はやはり良いものだ。

もう一つは同時期に始めた身内がいることだ。格ゲーは歴史が長い。経験を積み重ねた猛者達の巣窟である。争いは同じレベルの者同士でしか発生しない。はるか格上の猛者達にはもちろん敬意を払うが、何としても勝ってやろうと奮い立つ性分ではない。争える相手がいるのは幸せなことだ。

私が苦手なものとの付き合う上で意識していることがある。苦手を知ることだ。

大抵の苦手なものというのは名詞ではなく状態であることがほとんどだ。ならばその状態になる条件を押さえておけば苦手なものを回避、あわよくば解消することができる。

私は格ゲーが苦手だと思っていたが、どうやら操作が難しすぎるのと同じレベルでわいわい楽しめる人が身近に居なかっただけだということが分かってよかった。むしろチームで戦うゲームとは違い自分の負けの責任を自分だけで負える分、格ゲーが好きまであるかも知れない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?