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THE SECOND当日に観る若手とベテランの15分漫才

今年のセカンドも熱かった。
面白かった。
かっこよかった。

ガクテンソクさん
心の底からおめでとうございます。

学天即の時代から面白いことは皆が分かっていて…
だからガクテンソクの優勝は漫才好き全員の夢と言っても過言ではない。と思う。めでたい。

この日のお昼、数時間後のチャンピオンも出ていた「千言万語 気鋭漫才師編」を観に行っていました。

ガクテンソク、さや香、エバース、インテイク、ストレッチーズという好きな5組によるライブ。

元々はエバースがストレッチーズとツーマンをやりたいと提案したものの、集客に不安があったのかどんどん増えていったそう。(エバース談)

始まるまでどんなライブか全く分かっていなかったのですが、蓋を開ければ一組15分ネタネタネタ。
寄席より長めの漫才をしっかり堪能できる貴重なライブでした。

さや香に始まり、ガクテンソクで終わる。
これは贅沢。
「太田プロだったらハマノとヘンミに始まり風藤松原さんで終わります」(ストレッチーズ談)

さや香もセカンドに触れざるを得ない様子。
漫才の導入で新山さんの優勝予想。
「ガクテンソクさんかななまがりさん。くるまがそう言ってたから。」

そのガクテンソクはトリで登場し、さすがとしか言えない貫禄の漫才でした。
セカンドでは2本目にやっていたプロポーズと副業のネタがメイン。

ストレッチーズは観る度に強さを感じるし、エバースは15分間ずっとウケすぎている。

そんなベテランも若手も素晴らしい中で、インテイクが凄かったのです。
鈴木龍平の相方まえかず(明るい体育会系)への苛立ちが徐々に加速。最後にはそれが爆発し独演会のような空気に。しっかり15分間、流れのある漫才。
あのポスターの龍は鈴木龍平の龍かと思うほどに魅せられました。

これからのM-1をど真ん中で戦うエバース、ストレッチーズ、インテイク、
今のM-1に欠かせない存在のさや香、
そしてそのM-1空白の5年間を経てセカンドに挑むガクテンソク。
この日観たことに何か意味を感じる5組でした。

夜も6分×14本の漫才を観続ける漫才狂いの一日。
度々大宮の配信を観てるような錯覚に陥りましたが、最後に港社長が出てきて本当にフジテレビで放送されてたんだなと、その贅沢な時間に感謝しました。

ちなみにこれ誰かに言いたくて書いちゃうんですけど、
草月ホールに着くのがギリギリになりまして、かなり急いでいたのですが、道中目の前をスーツケース引きながら刈り上げの男性が歩いておりまして、お分かりのようにこちら奥田さんなんですけど、自分も急いでいるし、今日めちゃくちゃ奥田さん的には大事な日だし、なんか崩したくないと思い、声はかけず心の中で大声援を送っておりました。それも込みでいい思い出。

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