タチウオが渋い時。「タチウオのウキ釣りのこと」
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こんにちは、しろいたちです。
「タチウオのウキ釣りのこと」にようこそ。
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今回は、渋いタチウオに対して、どうするか?
いろいろあるって話。
じあいにしか釣らない!っていうならこの記事は読む必要はありません。
しかし、タチウオがテンションの上がってるじあいの時は、一瞬しかないと思ってもいいでしょう。
普通はじあいが終わったタチウオが渋い時に釣る事がほとんど、そんな時に、ただ仕掛けを投げ込んで、流すだけではなかなか釣れないものです。
この渋い時間の方が長いのでどうするか?です。
タチウオにかかわらず、チヌ釣りでも、サビキでアジを釣ってても魚がいるのになかなか釣れないことってありますよね。
あたりがあるのに釣れない。
とか、
そして、釣れなかったら、今日は渋かった・・・
とか
釣れたら今日は活性が高かった!
など
魚の食い気の状況によって釣れ方が変わってきます。
タチウオが釣れない時、「渋い時」はどんな時か?
タチウオの場合もこんな状況が、
何度も続く事があります。
● エサをとられ針だけかえってくる。
● 針の所だけエサを残している。
● エサを半分取られてしまう
● 噛むだけですぐに離してしまう。
● そもそも食わない。
ウキ釣り98%のしろいたちですが、引き釣り、ワインド、ルアーでも針に乗らない事などがあると思います。
これらのさまざまな釣れない「渋い」状況は、タチウオのウキ釣りでもよくあることです。
この渋い状況が基本だとも思っています。
入れ食いで釣れる時の方が少ないでしょう。
私の経験上ですが
よく晴れていて、風もなく、波もほとんどない。
こんな日は、釣りはしやすいのですが、釣れない「渋い」事が多い。
また、
● 朝夕まずめ時間以外。
● 海が静まりかえってる時。
● 月明かりが明るい時。
この3つの状況の時は、タチウオが渋い時が多い。
かといって、
波や風が強すぎる時は釣りにくい。
ブログ しろいたち の 釣り方 でもよく書いていますが、
波は少しはあった方がいいし、
月は満月より新月、
晴れよりくもり
の方が、食いはいい。
風や波の強さは釣り場の風の強さや波の高さは実際の数値はわからないので感覚的な所がありますので、どのくらいかはわかりにくいですが、釣りが普通にできるくらいの風や波なら状況的にはOK。
水温の変化
海水温が急激に変化するとタチウオも釣れにくくなります。
急に寒くなった時。
これはどの魚も同じではないでしょうか。
水温だけの問題の場合は、数日経てば回復する事がほとんど。
産卵の時期
産卵前は活性がいいけれども、産卵が終わると悪くなるのは他の魚でもよくあることです。
しかし、タチウオの産卵は決まってる時期がない?産卵の時期は9月ごろだと思っていたが、毎年決まって卵を持ってるわけでもない。
だから、産卵の時期も何度か何匹か釣ってみないとわからない。
産卵時期がはっきり決まってるわけでもないのかもしれません。
熟成した卵を抱卵したタチウオがよく釣れたらその釣り場ではしばらくしたら活性が悪くなる事が多い。
12月になったら。
もちろん年によって違いがありますが、この、「12月になったら」って書くと、「タチウオは回遊魚だから、いなくなったから釣れないんでしょ。」こう思う方も多いと思います。
確かに、12月に入ると、渋くなり釣れるタチウオの数は少なくなってしまいます。
しかし、「12月はドラゴンが狙える」って聞いた事もあると思います。
どうして、ドラゴンサイズのタチウイが狙えるのか?
ここからは、経験の中から思ったことですが・・・
水温の変化に弱い小型のタチウオはより水温の変化の少ない沖に
いってしまうので大きなタチウオが残る事になるので大型が釣れやすい。
また、エサの問題。
11月末から12月になると、タチウオの胃の中にマイワシが入っているのを確認できるようになります。
それまでは、カタクチイワシの事が多い。
この事からも、小型のタチウオにはマイワシはちょっと大きく、泳ぐ速度が速いため食べにくい。
ドラゴンサイズにとっては、十分にマイワシの遊泳速度についていけるし、1匹食べればお腹も満たされるし、丁度いい。
マイワシは12月になると堤防で釣れ始めますので、タチウオも食べ始めていますし、マイワシは美味しいんでしょう。
釣ったタチウオの胃の中をよく見てきましたが、キビナゴ意外ではイワシ類が入っている事がほとんど、他の魚はあまり見かけません。
タチウオもイワシ類を追って回遊をしているので、小型のタチウオはカタクチイワシを追っていきいなくなる。
ドラゴンサイズは、次の回遊が始まったマイワシを食べ出すため、カタクチイワシの代わりのエサ(キビナゴ)では渋くなってしまう。
あわせ方を変える。
ここまでは、天候など、どうしようもない事でしたが、ここからはいよいよしろいたちがどうしているのか?です。
普通の状況より、
少しタイミングを遅くしてあわせてみる。
ラインを張らずに少し緩めておく。
少し送り込んでからあわせる。
など、タチウオとその時の状況にあわせる。
さそう事も重要。
ウキ釣りなので普通エサは動きません。
でも、タチウオからしたら普通は動いてるエサを食べています。
当然、動いてるエサに興味をしめすので「さそいは重要」なんです。
タナが深い事も多い。
タチウオの活性が悪くなり、渋くなってくるとタナが深くなる事が多い。
まづめの時間には表層の見える所を泳ぐくらいでも、時間が経てばだんだんと深くに沈む傾向があります。
水温の低い時に渋い時なども、深いタナの方が有利。
潮回りについてはこちら
タチウオのよく釣れる潮回りを、しろいたちの約5年間の実釣データーから見ていきます。
しろいたちが考える、軽い仕掛けと重い仕掛けについてはこちら
「しろいたち流」は、重い仕掛も軽い仕掛も、いろいろやってみました。
渋い時の解決方法になるか?
渋い時に試してみて・・・
入れ食いの2日前より結果的に釣れた経験から。
最後に
タチウオって、じあい以外の時間は「渋い」ので、その「渋い時」は、「タチウオの通常モード」なんです。
言い換えれば、「タチウオは普通、渋い状況」なんです。
「活性のいい時が特別なんだ」という考え方の方がいいでしょう。
その、渋いタチウオ(通常モード)のタチウオをいかにして、釣りあげるか?
方法の引き出しが多く、この状況の時はどうするか?の的確な判断ができる方が、たくさん釣る事が可能なんだと思います。
もちろん、仕掛も大事ですが・・・・
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こんにちは、しろいたちです。 「タチウオのウキ釣りのこと」へようこそ。 最初に・・・ ある程度は基本の「しろいたち流」の仕掛けでタチウオ…
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