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この世界は希望に満ち溢れている#41

そう思える環境にいられることにまず感謝したい。この世の中にはきっとどこかで絶望を感じながら、それでも必死に生きている人がいるだろう。その人たちのために何かできることが在るとするならば、今自分ができることをしていくことだ。例えば、仕事。

自分というひとりができることはとてつもなく小さい。でも、その小さなひとつがひとりを救うことだってある。それくらいに人のやさしさや愛、なんてことのない行動や言葉が人を救う。少なくとも僕は幸運にもその恩恵を受けた。やっぱり感謝なのである。

話は変わるが、自分にはその人が生きているだけでよいと思える人がいる。そして、目を閉じて胸に手を当てるとその人のことを感じられる。もう、つながることはないのかもしれない。関わることもないのかもしれない。関わることがあったとしてもきっと事務的な関わりだけだろう。

でも、それでもいいのだ。そう思えるようになれたことがこの2か月での成長だと思う。今感じるのは、ひとつの希望があると、それに引き寄せられるかのようにたくさんの希望が見えるようになる。ずっとそこにあった希望に気付くことができるようになる。絶望しかなかったこの世界は一転し、希望が溢れていることに気がつく。

だからこそ、自分の視野を埋めているもの(今では希望だが)だけではなく、視界に入っていないものの存在にも意識が向けられるよう、自分の中のスペースはいつだって残しておきたい。自分だけが満足するだけの人生は嫌なんだ。誰かと一緒に分かち合っていきたいんだ。

そう願うのも、自分だけの満足なのかな。

2021.11.9.22:21


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