悔しさに苦しめられることもある
悔しいという感情は、行動の起爆剤になる。
振り返ってみれば、高校時代バスケットボールの朝練に頑張っていたのも、大学時代に筋トレに励んだのも、同期や先輩に負けて悔しかったからだ。
社会人になってからはどうだろうか。授業で失敗するたびに予習の量を増やしたり、部活指導がうまくいかなくなった時は考え方を変えてみたりと、何か行動を起こす際は、「できなくて悔しい」という感情があった。
コーチエィのプレミアムコースを後から追加で申し込んだのも「コーチングがなんかうまくいかない」と感じたからだ。(すごくお金がなくなった)
悔しさは、僕にとって行動の引き金になる。その行動がこれまでの自分を超える武器になる。しかし、今はその行動そのものを考える時期なのかもしれない。
行動が大事であることはもはや疑いようのないことだけれど、今の自分は、自分の行動が自分に与える影響に無頓着だ。だからこそ、行動に苦しめられる。
そうだ。今までの僕は、というか今の今まで、悔しさから始まった行動は全て自分のためになる、つまり正しいと思い込んでいた。そんなことはない。間違いだってきっとある。今がまさにそうだ。苦しんでいるじゃないか。
一番大切なのは行動することじゃない。苦しいならやめよう。悔しさを解消するための安易な行動をやめよう。
悔しいという感情は行動の起爆剤になる。でもその行動が自分にとっていいものであるかどうかはわからない。だからこそ、自分と丁寧に対話してよーく見極めてくれ。
2020年12月18日
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