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確かに、場所を変えればいいのだが#27

住みたい場所、働きたい場所、生きたい場所。

自分たちはいつだって場所を変えることができる。自分のことに限って言えば、大抵問題になるであろうお金の心配もない。

住む場所を変えようと思ったのは、新しい場所で新しい物語を作りたくなったからだ。この場所での物語はSeason4くらいまできたとおもう。6年くらいかけて。

働きたい場所を変えようと思ったこともある。だが、それは叶わなかった。きっと続けたとしても希望通りの場所には行けなかっただろう。今は自分にとっての"働く"を初めて定義しようとしている段階。そう感じている。

自分がやりたいことができるように最適な場所を求めて場所を変える。それは自己実現という意味ではとってもいいことだし、自然なことだと思う。

でも、自分が出ていった後のその場所のことをどれくらい考えられているのだろうか。それともこれはただの考えすぎなのだろうか。いわゆる課題の分離ができていないのだろうか。

きっとそうなのだろう。どこかそれがわかっている自分もいる。


考えるべきはまず自分のことだ。自分の作りたい世界のことだ。

これも誰かの言葉だ。僕の言葉は一体どこにあるんだろう。

ふらふらとさまよい続けるばかり。だから、こうして今日も言葉にしてみる。どんな物語ナラティヴで生きているのかを確かめるために。

確かなのは、「大好き」という正体不明のエネルギーを持て余していることだけだ。

2021.10.26.9:19

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