形に無いことほど、、

私はブスなのか綺麗なのか
わからないと人に言われてきた

どうして人は顔とか容姿ばかり気にする？

物心ついた時から周囲の人達について疑問
に思って考えていた


叔父さんほ美形
私の父親は普通

いつも勝手にコンプレックスに思って
いそうな私の父は

叔父さんの容姿に勝てるモノを常に
探している様子だった


見栄の争いは二人の間だけでは終わらず
他の人にまで飛び火


私はその二人の間で秘密の


わたしは
さとったつもり
なにもいわなくても
ふたりを
かんさつしつづければ

ひとの思惑は透けて見えてくる
そんな気配ばかり

私の心に、感覚に、届いてくる日々だった、

・・・


テレビの恋愛ドラマをみて

女性が
綺麗に笑うと
身だしなみのエチケット
似合う服を着ると
ボディタッチをすると
優しい言葉をかけると
襲われる可能性

‪じゃあ、「✕‬」

笑い方は下品に
衛生面は汚い方が寄って来ない
服は何でもよく汚く
触れ合いは拒否
無愛想にする

それは、「○」


四歳のわたしは毎日ぼーっと
畳のささくれを取り除きながら
性的に襲われずに済むことを考えていた


大人とか子供とか関係ない


「解ることは解る」


証拠が無いとか有るとか関係ない


「五感に届いた気配と感覚は肌に宿る」


触られなくても
感覚は触られている気配


触られないとオキシトシンは出ないと
以前に主人と言い合いになったけど

空気と感覚と記憶は
やがて身に纏う風の様になり

時に肌感覚へと響く波紋の様な感覚に、、


こんなことを言うから


・・・


・・・


何をしても
私の防御は
取り払われた


中学生になり寝不足続きのせいか、
私の一重まぶたは片方だけ二重になった、


いつも一重まぶたで居ることで
ブスだと言われて性被害の可能性から
免れてきたのに、、

私の心は綺麗になりたい気持ちと
襲われる不安感で情緒不安定に陥った


その芽生えた美への興味の感覚が
後に陽炎🥀さんの存在へと繋がったけど。。


・・・




触れられてないから
大丈夫？


・・・



形にない事ほど



・・・



いつまでもこころのなかにいきている









よるに

あらわれて




リアルな触れ合いよりも
強烈な心と体の感覚に響き渡り続けて……






きがくるう