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現代は終わった(現代の終焉)

時代の結節点としての、この2019年は大きな年であった。
自分の中で様々な概念の整備が進み、新時代を迎えるにあたっての準備を整えることができた。

一応、今回が最後の投稿になるが、最後は「現代の終焉」について話そうと思う。
振り返ってみると、20世紀という「近現代(Modern)」がいかなる時代であったかと言えば、「概念の解体」にその最大の特徴があった。

無意識の発見、量子力学の発展、概念の解体…。

あらゆるものは「絶対的な価値尺度」から「相対的な価値規範」に置き代えられ、時代の熱気と共に「人類がもっとも不安定な時代」であったということは言うまでもない。

しかし、近年ディープラーニングの普及やAIの登場など「新時代の技術」が開発され、相対化された概念を新たに包含する価値規範が登場した。

私は、この新しい時代の特徴を、「概念の解体」になぞらえて「概念の計量化」と呼んでいる。
読んで字のごとく、計量化とは「計る(量る)」ことである。

相対化で得られた様々なデータを、計量化し統計的に「あるひとつの方向性(傾向)」を見出す時代である、と言っても過言ではない。

そういう意味で、ここ数年の技術的な発展には、これまでの時代とは明らかに異なる性質の特徴が顕れている。

最終的に、私はこの新たな時代を、「近現代(Modern)」の次に来る時代という意味で、「新代(Newera)」と呼ぶことにした。

この新たな時代概念が、多くの人に共有されることを切に願う。

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