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ベーシックインカムの実現(ロボティクス・オートメーションの時代)

こんにちは。
ヤマトです。

今回は、もう少し未来のお話、例えば20年、30年後の未来構想のお話をしようと思います。

おそらく、20年、30年未来の世界では、僕たちの働いている職場の世界に「ロボットの同僚がいる」というのが、当たり前の時代になっていると思います。
また、近年では、「RPA(ロボティクス・オートメーション)」という形で、経営の合理化をし、ホワイトカラーなどの仕事をロボットが奪うのではないか、と言われています。

そんな「ロボットと人間が共生する」ための、よりよい未来づくりをするための提案です。

みなさんは「ベーシックインカム制度」というのは、聞いたことがあるでしょうか?
ベーシックインカムとは、「全国民に対して公平に支給される、ある一定額の収入(インカム)」のことを指します。

このベーシックインカム制度の実現にあたって、常に問題にされるのが「財源をどこからもってくるか」という「財源問題」です。

ここで、再び「クロステック(テクノロジーの融合)」のお話です。

ベーシックインカム制度の実現にあたっては、僕は「ロボット技術」と組み合わせればいい、と考えています。

どのような仕組みかと言いますと、まずロボットの労働に対し「ロボット税」なるものを定めます。
ロボットが労働をしたことによって発生した収入には、ロボット税を課す、ということです。

そして、このロボット税の財源を、そのままベーシックインカムの財源に充てれば、拡大成長経済路線と技術進化の路線の両方を組み合わせることができるのではないか、と思います。

もう少し具体的な話をしておきます。

まず、科学技術の発達に伴い、ロボット技術が発達します。
そして、市場には「ロボット技術産業」なるものが生まれ、市場の労働力はロボットに代替されていきます。

すると、人間の労働力(労働市場)は、必然的に縮小し、人々の収入は減少します。
そこで、ロボット税に伴うベーシックインカム制度を導入することで、この収入の減少を補填します。
同時に、ロボットの加速度的な労働市場への参入を擁護します。

つまり、ロボット技術が発達すればするほど、人々の収入は増加するということです。

そして、ここが難しいところではありますが、適正な税収(ベーシックインカムの配分による収入の増加)と適正な税率(労働市場における人間の収入の減少額)の均衡を図ることで、「ロボットと人間が調和した社会」を生み出すことができるのではないか、と考えています。

こうした話が決して絵空事ではない、「未来社会」を考える上では、真剣に考えなければいけないテーマとして、ここに提案しておきたいと思います。

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