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引っ越しました(記録) 2:新居を決めるまで

これまでのあらすじ

十数年住んでた家が狭くてきたねえので引っ越すことを決めた。
マンション購入と賃貸で迷って賃貸にした。

要約するとたった2行しかないウケる。

新居を決めるまで

転勤や入学卒業などでタイミングが決まっている人はその通りに動くしかないんですが、私の場合は「引っ越し業者が安ければ何月でもいいし最悪先延ばしでもいいや」というクソ雑スケジュールだったので逆にきっちり決める必要がありました。
具体的に何月に引っ越したのかは伏せますが、カレンダーを見て引っ越しやすいタイミングを決め、そこから逆算していきます。
家というのは早く探しすぎても確保が難しいため、どんなに早くても実際に不動産屋を訪れるのは引っ越しの2ヶ月前が限界です。それより前の期間はすべて準備期間となりました(※新築マンションを狙ってる人は例外)

その準備期間ですべきことは以下の3つです。

  • 不動産ポータルサイトを見ておおまかな相場感とエリアの絞り込み

  • 不用品の処分

  • 新しい暮らしの構想

不動産ポータルサイトを見ておおまかな相場感とエリアの絞り込み

不動産ポータルサイト、いわゆるSUUMOですね。
ただ私は最終的にHOME'Sを使うことにしました。HOME'Sは「できれば検索」というものがあり「絶対必須というわけではないけど、できればこれもあると嬉しい」みたいな条件をつけた上で、その条件をいくつ満たしているかを表示してくれます(満たす個数が少なすぎたり必須条件を満たしていない場合は検索結果に表示されません)
「あると嬉しい」レベルのものを必須条件に含めてしまうと検索結果がめちゃくちゃ減るし、かといって全く指定しないと今度は多すぎて良物件を取りこぼすので、個人的にはHOME'Sのほうがお勧めです。載ってる物件SUUMOとほぼ一緒ですし。

ちなみにこの段階では真剣に見なくていいです。「この家賃だったらこれくらいのところに住めるんだな」「この広さだとこういう間取りになるんだな」を参考程度に把握しておくためのものです。
ただ、一応、ずっと検索結果に出続ける物件は頭の片隅に入れておいたほうがいいです。ずっと検索結果に出続けるということは何らかの理由で誰からも借りられていないということなので、その物件がなぜダメなのか分析しておけば後々不動産屋からその物件をオススメされたときにも断りやすいです。
私のときは大通りに面した物件がずっと出てきました。最初はよさげかなと思ったんですが、よくよく地図を見たら周りにスーパーとか生活に必要なものを買える店がないんですよね。ホテルの立地であれば悪くないんですが家ってなるとちょっとな……って感じでした。

不用品の処分

これはもうはっきり言いますとメルカリです。近所にリサイクルショップやブックオフがある人はそれでもいいですがメルカリのほうが最終的には高く売れます。
家の中にある不用品を、メルカリで売れそうなもの、普通に燃えるゴミにしたほうがいいもの、業者に引き取ってもらったほうがいいもの、粗大ごみと仕分けして早めに処分します。メルカリは売れるとも限りませんし、引っ越しの梱包と不用品の処分を並行するとぐちゃぐちゃになるので絶対にメルカリが先です。やりましょう。
粗大ごみも地域によっては先着順だったり数ヶ月前から予約が必要だったりするので早めが望ましいです。

※成人向同人誌などのメルカリで売ってはいけないもの、フリマ・オークション禁止などの表記があるものは然るべき方法で処分しましょう

新しい暮らしの構想

これはある程度物件の条件が固まってからでいいと思いますが、youtubeにいるなんかいい感じの暮らしをしている人の動画を見まくってモチベを上げていきます。インスタでも可。
必要に迫られない引っ越しは自分の「やっぱ面倒くさいからいいや」の一言で終わってしまうので、終わらないように「こういうレイアウトいいな」「この家具いいな」「丁寧な暮らしいいな」などよさげな理想をかき集めておきます。
ただし理想を抱きすぎるとそのまま溺死するので、集めたよさげな情報に対してある程度アンチ的な情報も取り入れておきます。
例えば「丁寧な暮らし」系を見まくったら「丁寧な暮らしやめました」系を見る。
そうすると「確かにこんなこまけぇ家事専業主婦でもなければ無理だよな」と現実が見えてきます。「やらなくてよかった家事」系もお勧め。部屋を改造するDIY系は特に賃貸だと原状復帰ができなくなるパターンもあるのでアンチパターンもよく見ておくのがいいです。クッションフロア自分で敷いたりリメイクシート壁に貼ったりする系は本当に気をつけてね。

そうそう、youtubeでも不動産ポータルサイトでもどっちでもいいんですが「引っ越しが決まったらやること」みたいなやつは必ず見ておいてください。退去届はいつまでに出すのかとか、電気ガス水道の手続きはいつやるのかとか。その辺りもスケジュールに加味する必要があります。


こうして不用品処分で折れそうになる心を理想の暮らしでどうにかキープしつつ、不動産屋訪問に備えます。
あれ?新居を決めるまでじゃなくて不動産屋に行くまでになっちゃった。まあいいか!次回、新居を決める!デュエルスタ……お楽しみに!

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