スーツを買った話【3/17の日記】
日記を始めてみた話
友人が書く日記に触発されて、日記を始めてみた。紙に書こうと試みて中途半端に使われたノートが何冊かあるけれど、誰かが見てくれると思うと交換日記みたいな緊張感とワクワク感で続けられる気がする。毎日はできないかもしれないけど、できる限り続けていきたい。
スーツを買った話
今日は生まれて初めてのスーツを買った。就活にも使えるジャケットと、フレアスカートと、薄くて触り心地の良いブラウスをセットで。
正直言うと、入学式では少し華やかなワンピースを着たいと思っていたから、ちょっとがっかりした。最近の大学生はみんなスーツを着るらしい。
母も大学の入学式で地味なスーツを着ることに疑問を持っていて、実際本人はチェックのセットアップを着て行ったらしい。血は争えないのかもしれない。
ちなみに、母は就活生時代鮮やかな青いシャツに紺と白のストライプのスーツを着ていたらしい。すごく派手だ。
記憶する話
今日お風呂に入っていたら、ふと、友達に言われてすごく嫌だったことを思い出した。
茹だるように蒸し暑い曇り空の夏の日に、茶色のランドセルを背負って、仲良し四人グループで下校した時のこと。元からよく口喧嘩に発展するような仲だった女の子が言った。
「しろって、キャラクターに喩えるならアースラ(リトルマーメイドの悪役)だよね」
残りの二人はそれを聞いて笑った。
当時私はそれが何の話か分からず、何のキャラ?と尋ねる。笑ってるだけで誰も答えてくれなかった。
そんな情景まではっきり思い出して、嫌な気分になった。
私は多分いい意味でも悪い意味でも色んなことを覚えている方だと思う。
あれが楽しかったとか、これが素敵だったとかそう言うものはもちろん、昨日見た夢から数年前に見た夢の話まで(全部じゃないけれど)覚えている。とりわけ覚えているのは嫌な出来事の方で、良い記憶は引き出しから取り出しているとすれば、嫌な記憶は突然棚から落っこちてきてフラッシュバックする。
この話を書いたのは特に意味があるわけではなくって、
「あーあ、この嫌な出来事の記憶力の代わりにもっと大切なこと(例えば提出物とか、友達からのDMに返信することとか)の記憶力が上がんないかな」
と思っただけ。しろは過去に囚われないスーパーウーマンなので。
追記:当時の私はアースラには全く似ていなかったし、なんでアースラに似ていると言われたのかは今でも全くわからない。