昨年度のふりかえりと、現在のシリウス

ブログ記事の更新がどうしても滞ってしまいます^^;
(Facebookのほうでさくさく更新しちゃうんですよね)

シリウス運営1年目の2018年度。
運営者としては
突っ走ってきた感があって
ようやくゆっくり振り返れるようになりました

1年目の大きな大きな動きとしては
館林の教育委員会の方々に訪問していただき
シリウスに通ったこどもたちが出席扱いになったこと
(最終的には校長先生の判断ですが、市教委でガイドラインを策定してくださり、実際にシリウスのこどもたちの様子を見にきてくださり「学びの可能性を感じました」と言っていただいたことはとても大きいと感じています)

そして、もう1つ大きいことは

群馬県が発行した「こどもの居場所ハンドブック」にシリウスを掲載いただいたこと

さらに、地元の新聞社である上毛新聞さんに取材いただいたり
「視点」のコーナーに代表の記事を掲載いただけていること(現在4回掲載済み)本記事の最下部にリンクを貼っています


朝日新聞さんにもシリウスのことを少し掲載いただいたり
読売新聞さんは取材に来てくださったりと発信のチャンスをいただいております

そこから人塾さんの講師に呼んでいただき
先月20数名のかたが私たち夫婦の話を聞きにきてくださいました


ここには書ききれないさまざまなことがあった昨年度
関係してくださったみなさま
ご尽力くださったみなさま
本当にありがとうございました!
感謝申し上げます
今後ともよろしくお願いいたします



こどもたちは、というと、
6名が入会し
体験やワークショップ利用も含めると
10名以上のこどもたちがシリウスに出会っています


それぞれのこどもたちが
自分と向き合ったり

人数が増えることでうまれるいろいろを
感じたり考えたり伝えあったり

そんな日々でした。

みんな一人ひとりとっても素敵なこどもたち
イキイキエネルギーです。



そして、現在。

2019年度がはじまり、あっという間に4ヶ月目
現在、夏休みに入ったところです
入会者数は6月末現在4人
体験や見学、ワークショップ参加が増えてきています


ウェブサイトもリニューアル

シリウスは今年度、月曜〜木曜、9時半〜16時開室
タイムスケジュールや会員タイプ・会費も改訂しています



夏休みからオンラインシリウスなるものもスタートです
詳細はウェブサイトをご覧ください


シリウスに出会うこどもたちが増え
自分のペースで来て しゃべったり 自分の学びを報告したり
スポット的に来て 仲間と出会ったり
ワークショップやこども企画のマイクラまつりに来たり

自分の居場所と思っているこどもたちが増えてきている中


シリウスの課題は継続すること
なのだなぁと感じています

現在の課題

1年と1学期やってきて
やはりたった一人で運営を継続することは
なかなかきびしいことを痛感しています

立ち上げは夫婦で。
現在は大学生のボランティアさんが時々。

基本、代表兼スタッフがひとりでこどもたちに寄り添い向き合い
家庭や学校と連絡を取り合う

サポートスタッフ(夫)に相談をしながら日々運営中ですが

試行錯誤の連続です

教員時代は同学年の先生に相談したり保健室の先生や管理職やたくさんの仲間に相談することができたことがなんて素晴らしいことだったのだろうと感じているし

他のオルタナティブスクールがたくさんの仲間と運営しているのを見るとうらやましかったり
あれ?私が進みたい方向ってどっちなんだっけと分からなくなっていたり

自分自身がワクワクするシリウスはどうなんだっけと夏休みに入って立ち返っているところです


1年目は、まずもって何より知っていただくことが最優先でした
そして、ある程度、シリウスの知名度があがってきて、
2年目大事なのは継続すること。


現在の課題は、とにかく資金を調達すること

スタッフ不足もですが
スタッフさんに来ていただくのも
やっぱりそこはお金の循環があったほうがのぞましいスタイルのように思うのです

立ち上げ当初は「こどもたちが来なくても、多様な学び場って重要なんですよと社会に投げかけたかった」し「できる人が最初はボランティアで」と思っていました


ただ、立ち上げ当時と状況が変わってきている現在(個人的に)なのと
教育環境をととのえる構想に必要なのと
継続のたいせつさと
自分自身のモチベーション維持を考えた時に

行き着く壁がどうしても「経営」面なのです


春に、九州で あるオルタナティブスクール立ち上げに取り組んでいる若い3人に会いに行った時、彼らが話した言葉にハッとさせられました

「最低時給をきちんとスタッフに払えるような運営」

ほんとそうだよなと思う日々でして
恥ずかしながら時給100円にも満たないなかで昨年度は1年やりぬきました

ですが、これではいけないと思っています
私の代わりに入るスタッフさんが必要になったとき
これでは循環するエネルギーが足りなすぎます

ですので、まずは、今年度、自分が使っている時間とエネルギーがお金というエネルギーになって還せるような経営のありかたに持っていきたい

そして、ちゃんとスタッフさんにお給料を渡しながら、スタッフを増やして運営をしていきたいです


そのためには、おさえた設定にしている会費だけではおいつかないのは当たりまえ(そもそも学校に行けない・行かない場合なので、学校外の場を選択し、家庭に経済的負担があること自体に、制度上どうにかしなければならないことと思うのですが)


シリウスは非営利なので
寄付収入や助成金?補助金?をいただく方向に動かねばならないのだと思います

他にどんな収入手段があるのかも模索していきたいので
何かアイデアがありましたらぜひお知らせください


私が目指しているのは

◉ 学校に行かない選択をしたどんな子どもたちにも 最先端の素敵な学びを提供できること。
(現在、キュビナというAIタブレット導入中です。もっといろいろ導入したいのです!が、いかんせん資金面で苦慮しております。そして、こどもたちがクラフトやアートなどクリエイティブな活動ができる広々としたラボフィールドも創りたい!)

◉ 自分自身を生きるこどもたちの学び場を継続すること。
(継続のためには、スタッフ確保が深刻です。確保にはお金の循環の必要性を感じています)

◉ 地球のために動き これからの未来をともに考えていける仲間と語り合える環境
(こういうことを語り合えるオンラインシリウスを継続していきたいです。企業さんの教育CSRと連携していきたいという思いがあります)


シリウスに共感・共鳴してくださるかた、企業のみなさま
シリウスを運営継続できますように
どうぞ資金面でお力添えください

どうかよろしくお願いいたします。


シリウス代表 安楽岡


こちらはシリウス代表が書かせていただいている上毛新聞さんの最新記事です
ご一読いただければ幸いです


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