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7月「蔵のがっこう」だより

🎋七夕プログラム

ボランティアのけっちゃんの弾くすてきなピアノの音色で始まりました。
「ささのはさらさら~」
から始まる七夕のうた。
「2番て歌詞なんだっけ??(笑)」
と思い出しながら歌いました
今回はボランティアのあっこさんのお知り合いの方から、
笹の葉をゆずっていただきました。

笹の葉と竹の違いから。今回真竹という種類の竹を使いました。
皮少し残るのが、笹の葉みたいだよ~と伝えながら、触ってみたり、匂いをかいでみたり。。。
それから、七夕といえば???とみんなで知っていることを出し合うと
「おりひめとひこぼし」
「天の川」
「アルタイルとベガ」などなど
ねーさんからは五色の短冊の色の意味や七夕かざりの紹介をしました。
また、旧暦の7/7は8/20ぐらいなんだよ~だからそのころ天の川や夏の大三角形が見られるんだよ~とお話しました。

プログラム中ねーさんも分からないことがあると、
みんなが一斉に検索して調べていたり、知っていることをみんなに伝えたり、そんな中でまた疑問が生まれたり
「学びあう」
てこういうことだな~としみじみ感じました。

今回のプログラムはオープンシリウスということで、2組の親子が参加しました。
初参加の子たちがいる中、
荷物の置き場所や片付け方を初めましての子に教えていたRくん
道具の場所を教えていたKくん
ほんの少しの時間でしたが、その子たちにとっても心地いいと思える時間をすごせるように行動しているメンバー2人がステキだな~と思いました。

その後は、それぞれ飾りを作ったりお願い事を書いたりして過ごしました。
七夕を過ぎた飾りは、地元の神社に奉納してこようと思います。


ちょうちんを作っています😊


みんなの願いがかなうといいな🌠

⚒️流しそうめん 準備編

去年から、「流しそうめんをやってみたい!」と話していた子どもたち。
今年はチャレンジしてみよう!ということで、準備にとりかかります。
竹は「あいずプレパーク」のまっきーから茂林寺の竹林を紹介していただき、一緒にとりにいってきました。また、まっきーからナタやのみといった道具も貸していただきました。まっきーありがとう😊

一度作ったことがあると話していたKくんを中心に、竹を割ったり節を削ったりする作業を進めていきます。

竹を支える足場も作り、初めてにしてはなかなかいい感じ🎵
Rくんは水を流すホースの長さや、食材を考えています。

それぞれが得意なことで準備をすすめていきます。
当日が楽しみです。


まっすぐにナタで竹を割っていきます
縄の結び方が上手なKくん

🥢流しそうめん 食べる編


暑い中でしたが、時々蔵の中でで涼みながら、
12束のそうめんを完食しました~🤗

まずは、それぞれの役割を決めて準備にとりかかります。
「そうめんてどれくらいゆでたらいいの??」
「水流はどれくらい??」
などお互い声をかけながらすすんでいきます。

そしていよいよそうめんを流してみます✨
みんな器とおはしをもって、竹のまわりに集まります。
「行くよ~」
と声をかけ流していきます。
うまく流れる様子に喜んでいる間に、あっという間にそうめんは下のざるに一直線(笑)
そうめんや水を直に排水できないので、ザルとバケツを置き、そこにたまった水を捨てにいったり水をとめたり、あわててそうめんを食べたり、わちゃわちゃしながらでしたが、それもまた楽しかったです。

そんな中、Rくんが
「芋フライのおじさんも呼ぼう」と話していたら、(シリウスの近くに三の丸商店さんという芋フライ屋さんがあって、いつも子どもたちが買いに行っています😁)

Yくんが暑い中走って、おじさんを呼びにいってくれました。
おじさんは、開店前だったので、短い時間でしたが流しそうめんを食べに来てくれました。
「流そうめん初めて食べたよ」と、嬉しそうにしていました。

暑い中、水の流れる音やそうめんが流れる様子を見て、涼も感じることができました🎐

そうめんキャッチ✨


上流と下流でスタンバイ(笑)

🍧かき氷パーティー✨

1学期の締めくくりはかき氷パーティーをしようということで、
今回はシロップを手作りすることに!

今回選んだ果物は
キウイ
もも
ブルーベリーで

直売所で果物を購入し、蔵に戻って果物を切っていきます。
桃って真ん中に大きい種があるけど、どうやって切ればいいの??
ということで、調べてみたり、
砂糖はいったいどれくらいいれたらいいのか???
果物の甘味てそれぞれ違うし、甘すぎるのも。。。
果物から水分がでるけど、あんまり煮詰めるとジャムになるね~
と、なんとなくみんな事前に基本的なことを調べてきていますが、
そこはシリウスメンバーらしく

やりながら考える精神で😁

キウイの量に対して同じぐらいではなく少なめの砂糖の量に
ブルーベリーは酸味が強そうなので同じぐらいの砂糖の量で
モモは一番甘そうなので砂糖の量は一番少なくました。

時々水を入れてとろみの調整をし、煮詰めながら、
「あーーーこのまま食べたいな~」とRくん。

確かに甘い、いい匂いがしてきます。出来上がりを瓶につめると、お店に売ってそう✨

今日の作業はここまでで、次の日まで冷蔵庫で冷やします。


美味しそう😋

そして、次の日

みんなでかき氷パーティー🌈
自分が作ったものを食べたり、2種のせ、3種のせしたり。
それぞれがいろんな味を楽しみました。

1学期楽しかったことを振り返ったり、
2学期にやりたいことを話したり。。
そういえばなかなかできなかったBBQもやれたらいいね~と思い出してみたり。。

2学期も楽しいことを通して深く学びあいをしていきたいな~と思いました。


Enjoy summer!!

🌞ねーさんのひとりごと

7/20で蔵のがっこうも夏休みに入りました~
そして「夢みる小学校」上映会に参加するため、前橋に初上陸しました✨
久しぶりに電車に揺られ、大好きな西加奈子さんの本を読んでいたら、あっという間に前橋駅に到着。

今回は結婚式場での上映会ということで、
あたたかい雰囲気の中で映画を見ることができました。

映画の中に出てくる学校は、
・通知表や校則がない
・時間割もない
・体験を通して学びあう子どもたちの姿。
・大人も子どもも対等であり、同じ1票をもちそれぞれの声が大切にされる学校運営。

「こんな学校があったら素敵だな~」
と羨ましく思ったのが最初の感想です。

映画に出てくる学校が「素敵だな~」と感じるのは、
どの学校も「自由」だということ。
もう少し詳しくいえば「選択の自由がある」「自分で決めていいんだ」ということ。だと思いました。

本来子どもたちは、自分たちで考え、行動して、学んでいく力があります。
でも、ときに大人はその子どもたちの考えが未熟だから(という決めつけ)、こうしたらいいんじゃないかと助言し、行動を制限し、学ぼうとする意欲を奪うことがあると思います。

子どもを信頼して
決めつけず
待つ
託す
見守る
子どもなりの答えを尊重する
その答えはきっと経験の中で変化していく。
それが成長というものかもしれない。
それすら見越して大人は大きく見守っていく。
でも時には対等な人間としての自分の思いも伝えていく。
私もあなたも大事な1人。
ともに生きることは、そういうことなんだと、日々の生活の中で感じることができる。

という言葉がたくさん頭に浮かんできて、
「これ。。。全部できて。。いたのか??自分は??できる。。のか」
と不安に押しつぶされそうになりながらも、

変わるべきなのは私たち大人や社会だということも強く感じた映画でした。

帰り道、電車に乗るまで時間があったので、駅前のTSUTAYAへ。
その時の感情で手に取ったものは
「子どもたちに民主主義を教えよう」という本でした。

その日は県知事選でもあったので、なんかそんなことも自分に作用されていたのかもしれないです。

でも、この社会に地球に住んでいるということは、
子どもだから、
女性だから
男性だから
日本人だから
関係ないということではなく。
自分もこの世界をつくっている一部なわけだから。
という気持ちから購入しました。

この本の感想もいつか話せたらいいですね~

毎日猛暑が続きますが、みなさん体調に気を付けながら、夏を楽しんでくださいね~🏝️



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