もやもやの先に

今週の月曜課長から
「うちのチームのベンダーさんで、亡くなられた方がいるみたい。Aさん」
私「嘘でしょ。。。」
という事がありました。

私はSEなのですが、自社だけでは人材が不足する場合、ベンダー(I〇Mとか富〇通とか)に仕事を委託します。そのメンバーのうちの一人が亡くなったとの事。しかもその方が私の直属メンバーでした。

直属と言っても、私はベンダーのリーダーに仕事を依頼し、ベンダーのリーダーが配下メンバーに作業を指示します。Aさんはリーダーでは無い為、直接会話する機会は少ないものの、同じ建物の別フロアで業務委託しており、開発室での作業時にはカードキーを借りに来ていました。

直近でも金曜の夕方にカードキーを返却しにきたので
「3日前に話したばかりなのに。。。」
と少なからずショックを受けました。

海外の方だった為お葬式が無く(多分自国に戻ってから実施するのかと)、それがまた現実味が無いものにさせていたのかもしれません。

ですが、ネットニュースでAさんの名前を見つけたりすると、
「本当の事なんだよね(嘘とは思ってなかったけど)」
と思ったり。

そんな事があった為、今週1週間はなんとなくもやもやふわふわした感じでした。

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そして週末になり、久しぶりの押しのライブがありました。押しのライブは普段やらないような曲もあり、
「久しぶりのライブ楽しいなぁ~」
と、思うと同時にこうも思いました。
「あ~、私は生きてるんだな」
と。

昔スピリチュアルが流行った頃に、江原さんが
「人は感動する為に生きている」
と言われて
「それは確かにそうだな~」
と当時思いました。

「押しのライブに行くのは楽しい」
「オケ仲間と一つの音楽を作るのは楽しい」
「好きなもの食べるのは美味しい」

残念ながらAさんの命は30年で尽きてしまいました。私は元気で健康ですが、でも先の事はわかりません。だからあちこちに落ちているであろう感動の種を積極的に探そうと思います。命つきるその日まで。

最後に、Aさんのご冥福をお祈りいたします。

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