とりあえずマッサージで始まるリハビリ論
最近、twitterで話題となっているセラピストのマッサージの否定的な話
マッサージで時間を消費するセラピストにモノ申す方がたくさんいるようです。
私はマッサージはもちろん行いますが、ちゃんと目的を持って行っていますよ。
あなたはマッサージで介入する目的を説明できますか?
利用者さんから『いつもマッサージを楽しみにしてるんですよ♪』と言われる場合
わたし『マッサージは気持ちよくていいですよね~。でもメインは運動ですよ!そのためのリハビリなんですよ~』
やんわりと否定する。わたしはマッサージ師ではないことを伝える。
ケアマネさんから『マッサージでもいいから訪問してあげて下さい』と言われる場合
わたし『マッサージから始めても構いませんが、運動も行ってもらいますね!運動もしないと機能が上がらないので少しずつしていきます!』
揉んで痛みを取って手足を動かすことを希望される。その先の必要性を伝えることが大切。
担当引き継ぎで『なんでマッサージしないの?』
わたし『マッサージで痛みや筋肉の硬さを和らげて運動するともっと楽になりますよ。』
利用者さんへの教育も大切。マッサージ=リハビリではない。マッサージは過程の一つに過ぎない。
マッサージ→体が動きやすくなる→運動する→機能改善する。この流れを理解してもらうように努力する。
まとめ
マッサージ=悪ではないと思います。あくまでリハビリの手段として使うことが大切。リハビリの引き出しや、介入方法のバリエーションを沢山持てると良いかもしれませんね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?