見出し画像

リハビリ担当は1人担当か複数担当か論

患者さんのリハビリを担当するにあたり、施設や個人的な性格等、さまざまな因子によって担当のやり方は異なると思います。

これはどちらがいい!とかあるのだろうか?

あなたの職場はどのようなやり方で担当をしていますか?



私の職場は面白く、1人担当と複数担当を両方行っています。

これについて、私が思うこと、悩んでいること、利点や欠点について共有できればと思います。

一人担当の話

良いところ
一人担当の場合は、関係者との調整ややりとりは全て自分で行います。良く言えば、自由に出来ることが挙げられます。リハビリ内容も1人ですすめることが出来るので、迅速な決断や介入が非常にスムーズになりますね。

悪いところ
能力差によっては効果が出ない場合がある。担当が休みになったりすると替えが利かない。トラブルが生じた場合、フォローに入りにくい、中止となるリスク。

複数担当の話

良いところ
複数で担当することで、代わりのメンバーがリハビリに入るなど効率的にリハビリが行えます。そういった意味では、負担の軽減にもなるでしょう。また、異なる視点での評価や介入で効果的なリハビリが見つけやすい因子もあります。

悪いところ
チームワークがないとコミットできない。これに尽きます。私の職場では、セラピスト同士の会話はほぼゼロです。必要な情報共有、意見交換、方針確認頻度、意志決定の速さこれらが不足しやすく非常に危険です。さらに問題なのが、チームワークが取りにくい現状を具申・指摘しにくい場合は最悪です。

結論

メンバー同士で良質な関係が可能であれば複数担当で行い、チームワークの欠けている場合は、1人担当も取り入れることが良いのかな、と考えました。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?