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夢の中の祖父は、意外なメッセージを残した

 私の祖父は、2016年6月にこの世を去った。病気で入院してから思ったより早くにいなくなってしまった。死んでしまう直前にお見舞いに行っていた祖母や母が言うには「じいちゃん、ずっとあんたのことを心配していたよ」と。
 家族だからなのだろうが、心配される器に値して嬉しい気持ちはやはり存在する。私自身何かしらの形で誰かのためになったり社会貢献したい気持ちだけはあるので、その方法を考えていきたい次第だ。

 そんな祖父が亡くなってから5年が経とうとしている近日、私の夢の中に初めて祖父が登場した。長いこと姿を現さなかった祖父がようやく夢の中に潜り込んできた。


 夢の中の舞台はとある公共施設。おそらく駅や空港などの交通機関を利用するための場所だった。私は家族と共にどこかへ出かけようとしていた。祖父は実際の身長よりも小さかったが私の横に立っていた。そして、誰かが「そろそろ行こうか?」と言う。その時に祖父は我々にある言葉を残していった。


 「あの、トイレ行っていいか?


 と、トイレですか。。。

 そういって家族は笑い、祖父はトイレに行ったところで私の夢の旅は終わった。久しぶりに祖父の動いている姿が見られて嬉しかった反面、何故トイレに行きたがっていたのだろうか、とも思っていた。

 私は気になって「夢占い 死んだ人」で調べてみた。そうすると、死んだ人の夢を見たときは以下の二つの意味があるそう。

・死んだ人からあなたへのメッセージ
・その人が無言なら、まだその人の死を認められていない

 祖父は何かしらしゃべってはいたので、きっと何かのメッセージを残してくれたのだろう(そう信じたいだけ)。にしても、「トイレ行っていいか?」がメッセージか。。。何を私に伝えたかったのだろうか。今考えても不思議なものである。

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