イベントを0から作り上げて、はじめて見えてくる景色があった
2月29日、東北の学生50人を集めた「01祭〜人生に伏線を張れ〜」というイベントを開催しました。
困難と面白さは表裏一体です。この規模のイベントを0から作り上げることも、当日司会をすることも初めてで、大変でしたが、めちゃくちゃ面白い経験でした。
想い
今年卒業する大学4年生の大半は一年生の時コロナで思うような学生生活が送れず、スタートダッシュからつまづいた世代。彼らが卒業するにあたり本来知り合うはずだった仲間と大学生活を通じて本当に出会えたのか?という疑問がありました。そして、宮城県・仙台市の学校に通う学生の54.8%が県外就職するというデータがあり、宮城・仙台に戻ってくる”伏線”を用意しておく必要があると強く感じてました。学生同士をつなぎ、新たな出会いを形成するサポートがしたかったんです。
イベント振り返り
【よかったこと】
・想いを吐き出す人、想いを形にする人がいた。
・資料を作りこんだり、当日はスーツを着たり、「きちんとしているイベント」にできた。
・エンゲージメントカードが盛況だった。
・多くの人が主体的にイベントに参加してくれた。
【悪かったこと】
・予算管理
・写真撮影(SNS利用)に関してのアナウンスをしなかった
・司会で言い切る形の指示を出せなかった
・1か月前から当日の動きを意識できなかった
【次にしたいこと】
・スーツでイベントに参加する
・自分の活動のログを残し、紹介したい
・ネクストイベントを起こしたい
守破離が大事だと感じた
このイベントは大きく3つ(過去・現在・未来)に分かれていました。
それぞれのセクションの満足度が違うんです。
過去と現在は既存のイベントを自分たちなりにアレンジしたものでした。
しかし、未来だけは自分たちで考え、実行しました。それが満足度が高まらなかった理由だと分析しています。
イベントを0から作り上げると言っても「守破離」を守っていなかったから完成度が低く、自分たちも自信を持てなかったし、参加者も何をしたらいいかよくわからなかった。
それでも、価値があった。
上手くいかなかったこともあったけど、確実に何かが生まれたはず。
一言で言い表すことは難しいけど、同年代の学生が盛んに活動していたり、過去の経験から現在に至った経緯を知ることができる機会が、自分に返ってくるようなそんな時間になったんじゃないかと思います。
そして、熱い学生と触れて何か動いてみようって思ったり、マインドが変わったっていう声があったことがめちゃくちゃ嬉しかったです。自分はずっとなにかしら教育に携わりたいって考えていて、このイベントが何かのきっかけになったり、新たな繋がりがちょっとでも生まれているのならば、それ以上の喜びはありません。
これからが本番
いまはやり切った感がありますが、これはきっかけに過ぎないです。
イベント制作ノウハウ・繋がり・マネジメントスキルを活かして、もっとたくさんの人に届き、人生を動かせるイベントを作りたい。
次はもっとがっつり教育系のイベントしてみたいです。まだまだ動き続けます。
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