けんた食堂に捧げる詩

・バイトの制服を汚してしまい、しかも油シミになってしまって全然落ちなくて絶望している男こと、sirasuです

この制服、支給されたもので、もし色落ちしないと返却する時に弁償代が発生しるらしいですね


笑って飛ばせたら、どれだけいいことでしょう



・ドミニオンを最近よくやっている

ドミニオン、マージで面白い
面白いけど、難しすぎる


このゲーム、いろんなカードそれぞれにパワーとコストがあって、それ単体は別にいいんだけど
ドミニオンのルールとしていくつかあるカードがゲームごとにランダムに選出される。(選ばれたカード群のことをサプライと呼ぶ)
よって、このゲームではこのカードを最優先で取らないとダメージレース(得点レース?)に競り負けてしまうということがあったり
カードパワーがかなり高い札なんだけど、このゲームで選ばれたサプライにおいて他の札のとのシナジーが発生しない場合に急に弱くなると言うこともあったり
あるいは逆に、この札は高コストでなかなか購入しずらいからそこまで優先度高くないな、と思ってもサプライによってはゲームスピードが急加速して、コストを踏み倒せたり金を用意できたりできるため採用が検討できるようになったり。
とにかく、「場を見極め、強い札をピックする力」が問われていてマジで難しい。
これが瞬時に判断できるかどうかでこのゲームを勝てるかが変わってくるので、そこの判断をしっかりして、一巡目くらいでこのゲームのプランニングをしないと本当に負けるし
これができる人はかなり勝っている印象がある。

早くそれができるようになりたい!


あとは、拡張パックみたいな感じで新しいカードがどんどん生まれていっているんだけど
そう言う時に一瞬で「このカードは強い」というカードの本質を見抜くこともなかなか難しい

カードゲームって、けっこうセオリーとか構築みたいなのが決まっているというか
ネットとか対戦相手を見て知識をつけて、それに従っていけば順当に強かったりするんだけど
逆にまっさらな状態で、カードが見た時にそいつが強いのかどうかを見抜くことができるかどうかってかなり大事だなと思っていて。
かくいう自分は結構それを怠りがちというか、偉大な先達たちが作ってきた知識にチャプチャプ浸ってカードゲームをやっているところもあるので
ドミニオンで、一個一個のカードと向き合って自分で考えている時間は結構面白かったりします


紙の媒体でもドミニオンやりたいんだけどね
本当にボードゲームって現物で買おうとすると高いので、やや尻込みしているところはある
お金が欲しい。

10万円.............



・おれはけんた食堂(YouTubeで料理しているおじさん)がかなり好きなのだが

そのけんた食堂、最近変な効果音を使うとしてやや有名で
啜る音とか咀嚼する音を一回文字に起こしているため、なんか変な効果音になっているのだが
まあ多少のボケというかふざけがあるのはわかっているとして
個人的には「やるやん」の気持ちを持っている

というのも、(けんた食堂が意図しているかは知らないけど)まだ誰も解釈していない効果音というのを探究しているように思えるからである。
その代表例として「ちいかわ」を連載しているナガノ先生がいて
彼も、効果音を自分なりに解釈しようとしている。

これはヤクルトを開けるシーン。
この「ツボッ」っていう音は今まで存在しなかったオノマトペだと思うのだが
おそらくはヤクルトの蓋に指を突っ込んでこじ開けるという描写をしている(そのリアリティをこの世界観で表現しているのもすごいのだが)

そこを「ブスッ」とか「ズボッ」とかの既存のよくある効果音を使うんじゃなくて
ヤクルトの蓋を貫通させて開けるとこういう音が鳴るんじゃないのかっていう、彼が彼なりに自分の価値観で世界を再解釈しようとしている姿勢みたいなものを感じて
かっこいいな、と思わずにはいられないのである

そういう意味で、けんた食堂の最近の取り組みを見ていると、なんだかそういう意図を感じずにはいられない。
音が鳴ったときに、今までの従来の形成されてきた効果音を用いるのではなく
感じた聞こえた通りの音を文字に起こすことの大切さというものがあると思う

パターン化されて、ここはこう、これはこうという考え方や感じ方をするというのは自分にとってはなんか息苦しいものを感じる時がある。というより、大いなる力に自分の思想をねじ曲げられているような恐怖さえも。
夜景や夕焼けを見ても、綺麗だなとしか思えない
映画や漫画を見ても、インターネットや批評家の意見に引っ張られた感想になってしまう
ラーメンを啜る音を聞いた時に、「ズルズル」という音しか思い浮かべられなくなる
そういった閉塞感を感じつつ、それを行動に移せない。
だからそれを打破する人を見るとかっこいいなと思う。
ネット上ではネタにされているが「もうパターン化されたエモ気持ち悪すぎるんだよ」と唱えた人の気持ちはおれにはとてもよくわかる。


まあ、おれが勝手に思ってるだけで、べつにけんた食堂もそこまで意図していない可能性の方が高いのだが。
おれはそういうふうに感じ取ったよっていうことでね。

本当の意味で自分の芯を持ち、自分だけの領域をもつ人間に早くなりたいものだ。



・それじゃまた。

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