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(ショート動画台本)本の力で異世界を変える!~ライトノベルの神に挑む転生者の物語~ 第1話「異世界へようこそ!」

台本データのコピペです。
体裁は整えてないので、読みにくいかもです。
シーンは便宜上のものです。
ショート動画の60秒以内に収めるために、きりの良いところでぶった切っています。

第1話「異世界へようこそ!」


シーン1
※インターフェイスと動画の文字が被ってたので修正版を再アップ


「えっ、なに?」
突然、目の前に現れた白い光に驚いた俺は、それが何なのかを理解する前に、その中に吸い込まれてしまった。
「うわああああああああああ!」
俺は叫びながら、光のトンネルをひたすら落ちていく感覚に襲われた。これは夢なのか?それとも事故に遭って死んでしまったのか?いや、そんなはずはない。今日は普通に学校に行って、友達と話して、帰り道に本屋に寄って、新刊のライトノベルを買って……。
その時、俺は気づいた。手に持っていた本が消えていることに。どうやら、光に吸い込まれる時に落としてしまったらしい。くそっ、せっかく買ったのに。しかも、今回のシリーズは最終巻だったんだぞ。どうなるんだろう、主人公は異世界で姫と結ばれるのか?敵と和解するのか?それとも……。


シーン2


「ガシャン!」
俺の考えを遮るように、突然音がした。光のトンネルが終わりを迎えたらしい。俺は何か硬いものに叩きつけられて、激痛が全身を走った。
「いててててて……」
俺は苦しそうに呻きながら、目を開けた。そこには、俺が知らない景色が広がっていた。
「ここは……どこ?」
俺は首を左右に振って、周りを見回した。見渡す限り緑の木々が生い茂る森だった。空は青く澄んでおり、太陽が眩しく輝いていた。鳥や虫の鳴き声が聞こえてきた。風が心地よく吹いてきた。
「これは……異世界?」
俺は思わず呟いた。どう見ても、俺が住んでいた日本とは違う世界だった。しかも、俺が落ちてきた場所は、巨大な本の上だった。


シーン3


その本は開かれた状態であり、表紙には「異世界へようこそ!」という文字が書かれていた。
「まさか……これが……」
俺は驚愕した。この本は、俺が買って読もうとしていたライトノベルだった。
「どうして俺はこんなところに……」
目覚めた時からずっと、俺は自分がどこにいるのか分からなかった。
周りには見たこともない木々や花々が生い茂り、空には二つの太陽が輝いていた。
俺は制服姿のまま、森の中を歩いていた。
手に持っていたのは、異世界へようこそ!というタイトルのライトノベルだった。
これが何かのキッカケで異世界に来てしまったのかもしれないと思った。
だって、目覚めた時にはこの本の上に落ちてきたんだから。


シーン4


「でも、この本って読んだことないんだよな……」
俺は本を開いてみた。
中身は文字だけでなく、イラストやマップもあった。
どうやら、この本は異世界の冒険者ギルドを舞台にしたファンタジー小説らしい。
「冒険者ギルドか……」
俺は本に書かれていたギルドの位置を確認した。
どうやら、この森から出れば近くにあるらしい。
「そこに行けば何か分かるかもしれない」
俺は希望を持って歩き始めた。
しかし、その時だった。
「グオオオオオ!」
突然、俺の後ろから凶暴な声が聞こえた。
振り返ると、獣のような姿をした魔物が俺に向かって飛びかかってきた。



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