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「2022年 年頭所感」

明けましておめでとうございます。
昨年は会社設立30周年で社長から会長へと移行することができました。
社員の皆様はもちろんですが、取引先と関係者の皆様のご理解とご協力に感謝しております。

全てのグループ会社からも社長を退任して会長となり、ファウンダーとして進化できました。
嬉しいことに全てのグループ会社で、プロパーにて交代を任せる人物がいました。
バトンタッチが終了したからと言って手を抜くつもりは全くありません。逆に高速で意思決定していきたいと思います。VUCAの時代と言われて久しいですが、迷子にならないためには複数の経営陣が重責を感じながら適切な判断をする必要があると思うからです。
ワンマンは問題発見まで時間がかかってしまう場合がありました。ミスジャッジをする可能性もあります。優秀で信頼できる経営陣が360度アンテナを張り、情報の共有・スピードあるコミュニケーションで課題を乗り越えていくこと、また経営層を厚くするためにも会長への就任が必要でした。
結果的に、2022年7月までのシオンKPI設定も、期日を待たずにクリアーしそうなので、KPIを上方修正するつもりです。

コロナ禍ではB2Bのエンタメ産業は回復も早く、需要が旺盛であります。
テレビ番組のみならず、デジタル系動画などは興隆であることは言うまでもありません。
弊社もデジタルの受注が少しずつ増加しているので、規模の拡張を狙いたく専門チームを立ち上げ稼働しています。民放連によると2021年のテレビ受像機でのインターネット利用が2割を超えたそうです。5割超えという数字までにそんなに時間を要しないと思われます。
テレビ受信機は単にテレビを視聴するデバイスではなくなり、様々なコンテンツの入り口になる可能性があります。こうした未来の予想で弊社は、テレビ番組制作だけではなく、デジタル関連の全てのエンタメ事業に接触していくつもりです。
変化のスピードが早い経済環境下では、社内プロパーの負けん気の強い人物に投資を行い、新たなエンタメにチャレンジさせる勇気と決断も必要でしょう。是非チャレンジするスタッフを支援したいと思います。

会社の存在意義が問われる時代にもなりました。SDGsや環境問題、さまざまなコンテンツを制作し、新しいエンタメのあり方で必要なメッセージを伝えて参ります。競争は激しくなるでしょう、しかしそれによって鍛えられ新たな出口が見つかります。
シオングループを次のステージに育てるためには、変化していく必要があります。
頼れる経営層の確立、スターが生まれるスタッフの育成、愛される人事、給与上昇への道、内外へのシオンブランドの構築、好循環ができるように2022年は走り続けたいです。

株式会社シオン・グループ会長兼CEO
株式会社シオン代表取締役
伊藤慎一
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