お絵かき練習法 立体編

前回面をざっくり分けると書いたので、補助線こういう風に引いてるよという実例。


コミック42

正面

顔の凹凸感は、目の下の三角ゾーンとアゴの出っ張り。

まぶたの曲面さえ意識してればOK。

鼻は三角錐

あまり奥行き意識しすぎると、西洋人のモデルみたくゴツゴツになるので奥行き感は好みで。


ナナメ

よく目の中心に合わせたり、目尻側に側面の補助線引いてるの見かけるけれども、立体感的にはあまり良くない。

目は独立した球体なので立体の頂点は目線によるし、目尻側に補助線引くと目の下の頬の膨らみが曖昧になるので立体感が損なわれる。

まぶたの立体感と、目の下の立体感だけであとは平面で良いかと。

顔の中心、立体の頂点を耳の上側の付け根あたりに持ってくると良いかも。


要するに一番高くなってる所と低くなってる所を結んだのが立体感になるので、地図の等高線みたいなものかと。


基本、顔の水平は下まぶたに持ってくる。

なぜかというと、下まぶたはほぼ動かない、上まぶたは動くから。

顔を描くときは、生え際、耳の付け根、エラ骨、下まぶたと、顔の中で動かないところを基準にすると良いかも。


顔の凹凸感は筋肉によるものなので、顔の解剖図や、好きな絵に補助線や等高線引いて見るのが一番手っ取り早いかと。






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