個人的お絵かき練習方法 学校編

ネット界隈で、義務教育の授業で絵全然習わなかったって割と見かけてびっくり。

イラストの描き方はやらないかもだけど、多少は習ったでしょ…と。

年代や学校の先生、地域によって違うのだろうけども。

学校で習ったことまとめ

小学校編

水彩画 

絵の具の使い方
3色以上混ぜない

極力絵に白と黒と灰色は使わない

広いところは水を塗ってから

細かいところは水を多くしない

写生のやり方
外側と形だけ描いて、内側は後で絵の具で描き込みながら塗る。
髪の毛や木、川は縦か横、一方向に塗る
色は一色にしない

木の葉や草は小さい点や短い線を置くようにする。
こちらも一色にしない。

つまりは印象派系の描き方なのだけれども。


人物画
黒目の上は白目にしない。

つまりは四白眼にしない。目の両端は三角。板書の実例つき。

なので美味しんぼの士郎みたいな目描く人いなかった…リアル系…


そもそも6年間子供らしい絵求められたことも無かったし、むしろリアル系至上主義というか、見たまま描け、よく観察しろっていう。

小学生時のものの見え方は個人差が大きいので、厳密にこう描けとは教えられないからかと…


校内ポスターの描き方
目立たせたいものを大きく、色も目立たせる。

目立たせたい色は2色まで。

遠くから見ても分からないから、あまり細かく描かない。


版画
最初に白く彫る部分と黒く残す部分を決める


まぁ…小1から小6まで、年2回絵画と版画の校内コンクールがある学校だったので。

クラス代表→学年代表→学年金銀銅賞→朝礼で表彰っていう。

常にクラス代表で、数回表彰経験あり。

学校時代、絵描けてたらモテたのに…は幻想。

絵でクラスや学年トップは基本優等生で班長、学級委員とかで忙しいから、2番手以降に校内ポスターとかの掲示物回されるわけで…

委員会や学芸会の時、ひとり虚しく画材ひっぱり出して放課後作業という。


お陰様で早く終わらせるために、手数減らすということを覚えた。

2時間ある図画工作も人より早く終われば、何もしなくていいし。

小2の時、私のクラスは縦長の紙渡されクラスメートを頭の先からつま先まで納めて全身描け。というハードな朝の自習もあったり…

真剣にやらねば先生来るまでに終わらないから、みんな必死で静か…

おそらく生徒黙らせるためにやってたのかと…絵は全身収まっていればOKなので評価は適当。

クラブ活動でマンガクラブという好きなマンガ持ち込んで絵を描くというのもあったり…ただの模写にペン入れして色鉛筆で彩色。

模写歴だけなら、5歳頃からすでにやってたので30年以上…  
 
人物のアタリの存在知ったのは、オリジナル描くようになってから…

今はデジタルなので下書きは極力省略…

どうしても、面倒くさいからペン入れまでの1工程省きたい。
 
もちろん完成したら廊下に貼られる。
漫画版とアニメ版で色違うキャラは鬼門…アニメしか見てない下級生に色違うと言われ…


常に絵が廊下に貼られてたので、人に絵を見られるの全く気にしない。
適当に描いたり手抜きだと人に思われなければ、それでいいや的な。

なので、人物なら目立つ顔と手だけちゃんと描くとか。


そして人目に晒すのは、常に彩色してある完成品というのもこの頃から。


逆に制作過程やラフは恥ずかしい。

図画工作以外も絵は、やってると思うけれども…

小学校算数の図形、立方体の書き方のほうがイラストには役に立ってる。

計算も数学も苦手だけど。

あと実物見ながら観察して描く理科とか。

植物スケッチや微生物のスケッチ描くときは、極力紙から鉛筆を離さない一本線で描くってやった。

とにかく見えたまま凹凸を正確に描く。

これ以外と模写に役に立ってる。

中学校編

中学美術デザインの授業。
水平の線安定、斜めの線躍動感、大きさの大小で遠近、青系寒色は後退色と赤系暖色進出色、配置を揃えると安定、不規則にすると躍動感とか。

これくらいはやったかと…

遠近法は少しだけ。

手前にあるのは大きく、奥にあるのは小さくくらい。

遠くはボヤける、空気遠近法と。


中学部活って半強制なのもよく知らなかった。

スポーツ系と吹奏楽は中学からいきなり始める人なんていないし、進学目指してる人は習い事や塾に忙しくて当然帰宅部だし。

中学から入れるの文系部しかない。

何で美術部かって?人と話するの面倒くさいから、作品だけに没頭できる美術部選んだ。


おかげで入部3ヶ月くらいで、デッサンの基礎はほぼ習った。

当時の美術部の顧問兼、美術教師はめちゃめちゃデッサン上手かった…

よくある、全面グレーです的なのじゃなく、コントラストのハッキリしたデッサン。

白く残す所は残す、あまりボカさない、布はのタッチはざっくりと、その時習った。

一番明るい所と、いちばん暗いところを埋めるように影を入れる。

静物画の色つけ影にグレーと青は使わない。

グレーは膨張して見える、室内静物画の影に青系は光が青くないから画面の色彩が崩れるとか。


なので絵は習う人による…

顧問が油絵専攻だったようで、デッサン教えるのも絵も上手い…

いまのアタリだけ取って、描きながら微調整するやり方は美術部時代のもの。

デジタル向き。


デザイン系は抽象画の入口…
イメージをさらに、抽象化、単純化するのがデザインなので。


まぁ…そんなこんなで絵の技術自体は結構学校で習ってると言う事で…


静物デッサンたまにはやりたいところ。



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