開幕まであと9日。レッズに集まれアヴェンジャーズ。

どうもこんにちは。

タイトルにもあるとおり、これ書いてる段階で明治安田生命J1リーグ開幕まであと10日を切りました。
今週末には富士フィルムスーパーカップがありまして、次週に開幕という流れになるわけですけども、我らが浦和レッズも着々と開幕に向けて大原サッカー場で準備を進めております。

大原に戻って最大のトピックスはやはりマリウス ホイブラーテンの合流でしょう。

分かっていましたが、イケメンですな。
これで184㎝でレフティーでスマートなCBなんて要素盛りすぎな気もします。
ボデ グリムトがW杯前からのブレイクに入ったまま、移籍になったためにコンディショニングがまだまだの様子のため、スターターに入るのは3月の代表戦明けでしょうが、ショルツとのCBコンビは攻守両面で期待感抜群ですね。
さて、タイトルでなぜアヴェンジャーズなんて単語が出て来たかと言いますと、このホイブラーテンが”キャプテンアメリカのクリス エヴァンスに似ているのでは”という声が出ており、浦和のキャプテンアメリカなんて言われそうな気配だからです。
そして、それに釣られて、”ホイブラーテンがキャプテンアメリカならアレキサンダー ショルツはマイティ・ソーだな”なんてTwitterが出る始末。
もうこうなったらアヴェンジャーズになってくださいという期待からこんなタイトルを付けてみました。(安直。)
私としましては、その他に何よりも早くアイアンマンに出てきて欲しい。
やはり、エンドゲームのラストバトルシーンでの”I am Ironman”は正に鉄の意志を感じましたし、軽妙でありながら、あの献身は誰からも愛されるキャラクターですよね。
そんな選手、ぜひぜひお待ちしております。

さて、冗談はこれくらいにしておきまして、続いては各メディアでもちらほら出ていますが、ここでも開幕からのスターターなども考察していきたいと思います。
GKは4人体制になりましたが、普通に考えれば、周作とザイオンのポジション争いは今年も変わらないでしょうね。
ただ、ジョアン ミレッコーチが来てからの周作の充実ぶりは凄まじいものがありますからザイオンはオリンピックに向けて難しい選択を迫られるかもしれません。
正直言って、ザイオンの移籍を見越しての吉田の補強なのかなと思います。
というわけで正守護神は西川 周作を推したいと思います。

次にDFラインですが、CBはショルツは確定です。
昨季のベストイレブンになぜ谷口が選ばれたのか分からないほどの圧倒的なパフォーマンスを披露していた大黒柱は今年も不可欠な存在ですね。
しかも、今季は本来のポジションである右CBに入ることが有力で更に向上していくことも期待されています。
そのパートナーですが、ホイブラーテンを見越してのショルツのコンバートの様子ですが、先にも述べた通りコンディショニングの都合上、開幕からは難しいようなので恐らく犬飼 智也が起用されると思われます。
昨シーズン、ポジション奪取して数試合とても良いパフォーマンスを見せていた矢先での大けがは本当に悔やまれます。
そこからの復帰はとても困難な状況であるとは思われますが、ホイブラーテンの状態が上がってきてもポジションを渡さない位のプレーが見られることを祈っております。
右SBは世界で見ても日本人で宏樹以上の選手がいないので怪我さえなければ、固定でしょう。
左は逆に大畑とオギが最後まで鎬を削ってハイレベルなポジション争いをしてくれると思います。
次に中盤ですね。
インサイドの2枚は私は伊藤と安居を推します。
レッズを追いかけるジャーナリストの皆さんはずっと”司令塔”っていうんですけど、現代フットボールでパスだけの選手って誰一人活躍してないんですよね。
強いてあげるならモドリッチでしょうけど、彼もやはりファイナルサードで特別な存在であり続けてますし、基本的にはbox to boxに動けるか攻撃面で破壊力を見せるかがないと生きてはいけないポジションになりました。
言ってしまえば”パスは出来て当たり前。”なわけです。
であれば、上記の人たちが推す岩尾はやはりフィットネスレベルの低さが目に付いてしまうんですよね。
柏木 陽介の時も思いましたが、中盤のスピードが遅いと試合はどうしても遅くなります。
ロングであろうとショートであろうとカウンターが必要な時に枚数を掛けられずに結局は戻してしまうからです。
昨シーズンのレッズで攻撃が停滞した時にゴールがこじ開けられない原因の一つは間違いなくここにあります。
伊藤 敦樹は昨季、完全に化けました。
大型でありながら、足元もあり、強い勝負パスをガンガン前に付けられて、それを追い越す走力を見せてくれました。
恐らく、彼は今季でレッズを巣立っていく存在になるでしょう。
そんな敦樹の後を確実に追尾しているのが大学の後輩である安居だと思います。
流経大からレッズに入るときの触れ込みは伊藤はおろか代表の守田すら凌駕する才能と言われて入ってきました。
昨季はリカルド監督の固執で中々、試合に絡むことは出来ませんでしたが、試合に出ればポテンシャルは見せてくれましたし、得点という結果も見せてくれました。
今季もプレシーズンマッチで素晴らしいミドルシュートでゴールを奪うなど意欲も十分。
走れて攻守両面で結果を求めて動ける2人がレッズの中盤に並び立ってくれたらと期待しています。
次に2列目。
右はDMK。
松崎にももちろん期待していますが、宏樹とDMKのコンビはリーグレベルでもトップを狙える破壊力ですから、ここを崩すのは容易ではないと思います。
トップ下は期待を込めて小泉。
まじで頑張って。
今年は彼にとって正念場だと思います。
もし、トップに誰かが入ってしまうとリンセンがトップ下に落ちてくるので出場が厳しくなります。
その前に存在感を示してほしい。
両利きであれだけ走れて、技術がある選手はそうはいません。
ほんの少しだけ傲慢になって俺が王様なんだと思えれば、彼は日本でも稀有なアタッカーになれると思うんですよね。
そして、右・・・・右。
右ね。
正直、厳しいです。
現段階で第一候補は関根です。
これはスコルジャ監督の想定が逆足のウイングだから。
松尾をリリースしてしまった為に右利きのアタッカーが関根しかいないという普通では考えられない状況になってしまいました。
反対に左はオギと明本を含めるとDMK、大久保、松崎と5人。
普通、左利きを探すものですが、今は完全に逆転現象が起きています。
そんなわけで消去法で関根が先発になるとは思います。

なぜ、ここまで私が関根に当たるかと言うとですね。
彼がドイツへ移籍して帰ってきて、正直ガッカリしました。
ドイツやベルギーに行って、コミュニケーションは取れず、チームのリクエストに応えられないという評価が大半だったからです。
海外に行くのはいいです。
でも、準備を疎かにして成功できると本気で思っていたのでしょうか。
結局、スゴスゴと帰ってきた彼は翼が折れたようでキレキレだったドリブルもなりを潜め、現在ではバランスを取るような動きに終始するようになってしまいました。
昨シーズン、ベテラン達がチームを離れたことで岩波と共に殻を破ってまた新しい姿を見せてくれるのではないか、立ち直ってくれるのではないかという期待もありました。
実際、自分がやらなくてはいけないというようなコメントも見られていましたし、背番号を14に変更したことからも決意が見られていたからです。
でも、そうはなりませんでした。
結果もそうですし、伝え聞くロッカールームでの雰囲気も悪いとなれば、それは中心にいるべき選手たちに責任が向くのは当然です。
ユース出身の生え抜きで応援する向きが多いのは百も承知ですが、私は現状、松尾を出したのは痛恨のミスだったと思いますし、それを想定していたのであるなら東京に移籍した仲川などを獲りに行くべきだったのではないかとすら思ってしまうのです。
恐らく、開幕の右サイドでスターターを張る関根にはこんな私の疑念など吹き飛ばすプレーをぜひぜひ期待したいと思っております。

さて、話が脱線しましたが1トップは現状ではリンセンが1stチョイスでしょう。
そこに慎三さんがどれだけ絡むか。
また、慎三さんのトップにリンセンのトップ下というのもありだとは思います。
ただ、そうなるとサブにはいる高橋君がどれだけ通用するかということにもなりますので、そこも期待ですし、前回のコラムでも書きましたが3月31日まで開いているウィンドウで誰かを連れてくる可能性も大いにあります。
そうなるとトップのポジション争いも俄然白熱してくることでしょう。

レッズの開幕はアウェーの東京戦。
昨シーズンは開幕から躓いて立ち直るのにずいぶんと長い時間が掛かりました。
今季は4月末からゴールデンウイークにACLのFinalもあるのでそんなことも言っていられません。
キャンプで既に体を作ってきた選手が多かったというポジティブな情報もありますし、ここは開幕からスタートダッシュを決めてもらいたいと切に切に願いながら、今回はここまでにしたいと思います。
次回は天皇誕生日空け、東京戦の感想戦をしていきたいと思います。
ではでは、ごきげんよう。

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