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嫉妬 〜僕はバンドで生きていく〜

10歳くらい歳の離れた女の子に本気で嫉妬している。
情けないなって思ったけど、まだまだ歌う人間として僕は死んでないんだなって思った。
良かった。

最近あまり怒らなくなった。
怒ることがないってのは意外と心が平坦になるものでそんなに良いものではないと思った。
けど、嫉妬出来ると心がざわざわする。
落ち着かない。
なんかぶちかましたいって思ってしまう。

僕の曲だって…
僕の歌だって…
そうやって自分を言い聞かせて眠ろうとしても中々眠れないもんで、こういうのをリベンジ夜更かしって言うらしい。(ちゅーるが教えてくれた。)
自分の道を行くって決めてるのに、人から天才だなんだって持ち上げられているアーティストを見て胸がざわざわしている。
弱い。どこまでも弱い。
そして迎える朝はひどく自己嫌悪の味がするのだ。
酒もタバコもない僕は何に逃げればいい?
女か?
ああ、エアリスがいつ観てもかわええ

エアリス(FF7リメイク)

たが、これでもザワザワは収まらない。
音楽での悔しさ、音楽での負の感情は音楽でしか取り戻せない。

久しぶりにこんなみっともない感情で音楽に向き合っている。
プロデュースと編曲担当の曲のギター試行錯誤して、新しい歌詞を書くのにテーマ探しで変なこと考えたり。
なんで人間ってキスするんだろう?
都内の夜遅くの電車で虚空を見つめながら真面目に考えている成人男性。
それが僕だ。
神様って宗教によっている場所が違うんだよなぁなんて考え事したり。
もういつもよりザワザワ通り越してぐちゃぐちゃである。
新しい曲のリリースや、新しいライブを改めてしたいと心から思っている。

まだ眠れない。
まだ眠れない。
まぶたは重たいのに、何かを残したいと思ってフリックをし続ける。
けど、この瞬間は後から振り返ると悪いもんじゃないから不思議と気分は悪くなかったりもする。
ああ、このヒリヒリとした絶望の手前にいるという焦燥感に焦がされてそのまま燃え尽きてしまいたい。

こんな気持ちにさせてくれたAdoさんと、サバシスターさんには感謝を。
なんてまだ心からは思えない。

音楽家としてもワンピースファンとしても良くないのかもしれないけど、フィルムレッドは観に行けなかった。
曲を全部サブスクで聴いた後、それを聴いた色々な人の感想や反応を知ってしまったから。
情けない話である。

この弱さを芸術に変えていけるように頑張ります。
9月になった。
芸術の秋だ。
ライブが2本ある秋だ。

頑張って生きていこう。

※この文章を書きながら昨晩寝落ちしていた。
朝起きてスマホを見てちょっとムズッとしたけど、公開することにした。
読んでくれてありがとう。

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