見出し画像

第2回「兎と狼」【大河初心者&松本潤オタクのどうする家康感想日記】

大河初心者の松本潤オタクによる感想日記第2回です。

▼第1回はこちら


「毎週更新」と言いつつ、2話目にして、更新ギリギリになっている。(笑)(私らしいと言えば私らしい)

今週は諸々あったので、もう諦めるか…と思っていたのだけれど、第1回の記事に今さっき、「いいね」が押されて、それだけで嬉しかったので、書くことにした。(単純)自分の備忘録として、役立つに違いないし。

ということで、第2話について、ざっくり書いていこうと思う。今後は出来るだけ、その日中にUPすることを心掛けよう…!(決意笑)


第2話あらすじ

織田軍に包囲され、絶体絶命の松平元康(松本淳)。だが、なぜか織田信長(岡田准一)は兵を引く。元康は慌てて大高城を飛び出し、瀬名(有村架純)を残す駿府に帰ろうとするが、家臣団は三河に帰りたいと猛反対。元康は渋々三河に向かうが、敵の罠にはまり、重臣の鳥居忠吉(イッセー尾形)が大けがを負うなど松平軍は壊滅状態に。何とか大樹寺に逃げ込んだが…。
「どうする家康」公式HP

(今後、公式のあらすじを自分のnoteに残していくことで、自分が楽しむための文献としていこうと目論んでいるためだけのあらすじ…笑)



感想

今回の話は、今川義元が撃たれ、織田には攻められそうになり(結果として攻めては来なかったけど)、絶体絶命ななか、当主としての覚悟を持ち始める回として、すごく魅力的だった。

タイトルについてのエピソードもキャッチーで面白かった(家康の出生が猛虎の寅年ではなく、兎年とする説)のだけれども、この辺はまたどこかで復習的に書こうと思う。(笑) 兎が家康、狼が信長だということだけ、書き記しておけば今のところは問題ない。


さて、今回のキーパーソンは、3人。
一人は、三河家臣団の一人・本多忠勝。生涯戦うこと57回、かすり傷一つも負わないと言われる最強武将のひとりである。

弱虫であるリーダーとしての家康に、懐疑的な若者・本多忠勝。最強の家臣で、それゆえ、絶体絶命のタイミングで切腹しようとする家康を止めようとせず、切腹を介抱すると申し出る。当主を止めるでもなく同僚レベルの温度で対応する忠勝に対して「最後まで認めてくれないのだな」と語る家康。その後、忠勝が本音を語るシーンが非常に印象的だった。
本多家は代々、家康の家に遣え、主を守って死んでいったと語る。その後の本音がこちら。
「そして、ふざけるな…なんで、なんで認められようか。俺の誠の望みはいつの日か、お主を主君と仰ぎ、お主を守って死ぬことであったわ。」

この台詞の妙よ…。その後、決意を決めた家康を見て、「信じてみよう」という雰囲気に変わった演技もとても良かった。

少し話は変わるが、イベントで、演じる山田さんが、「本多忠勝は、肖像画を8回描き直させているのだとか。だから屈強な男ではなく、自分みたいな雰囲気の人だったかも知れないと学芸員の方に言われた」(意訳)というような話をしていて、屈強ながら葛藤のある本多忠勝が描かれていてとても良かった。



2人目は、榊原康政(小平太)
敵陣に追われ、先祖代々の墓がある「大樹寺」に逃げ込む一行。敵を信じ、家臣が負傷をおったことを悔やみ、もう為す術なしと切腹しようとする場面。
その後、「厭離穢土欣求浄土」という言葉を見て、「あの世に行け」と解釈し、切腹の覚悟を決める家康に、「汚れたこの世こそ、浄土にすることを目指せ」という意味だと説いているという。“地獄のような現世”だからこそ、元首であるならばこう解釈するとよいかと、フラットに説明するシーンがとてもよかった。
その言葉を聞いて、決心する…という重要な場面だったが、ここに古沢さんの妙を見た。


このシーン、事前番組「どうする松本潤」では、この部分、史実では、里見浩太朗さん演じる登誉上人が諭したはず。切腹する場に先祖代々の墓の前を選んだのは、相当の覚悟の上というのも見えると特番でもやっていて私も確かにそう思った。ただこれをそのまま映像化すると、非常に説教くさくなる。勉強に来ていた後の家臣である榊原康政に「登誉上人が説いていた」言わせることで、よりユーモラスにその場を演出していた。その温度感も良いなと思った。

…と思っているとインタビュー記事を見つけた。


古沢さんの解釈も楽しむためにも、日本史をちゃんと勉強し直す必要があるなと改めて思いましたね、ええ…。日本史弱すぎる。



そして、前回同様、存在感大の織田信長

輩感とカリスマ性が凄い…!笑
家康と信長の師弟関係というか、舎弟関係というか、そういうのがかなりキャッチーに描かれていて面白かった。

1話でも思ったけれど、岡田くんの持つオーラというか、「圧倒的強そう」な空気がシンプルに良い。

織田信長の異質さみたいなものが具現化されていたのと、「俺のおもちゃ」だなんて、ちょっとちょっと…!な台詞があったのも、なかなか良かった。

織田信長は、“うつけ”を装うことで、その世を乗り切ったとか言われているけれど、芯のある感じというか、カリスマ性が素晴らしくて、素晴らしかった。(正直、信長に関しては、シンプルに歴史人物としての萌えがあるので、なんか、普通に語彙力がなくなります(;^^)笑)


…というくらいにしておこう。もっと書こうと思ったらかけるけど。笑
台詞なんかも残していきたいので、やはり、極力、その日中に書こうと思った私なのでした。ああ、今日の夜が楽しみ…!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?