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第3回「三河平定戦」【大河初心者&松本潤オタクのどうする家康感想日記】

大河初心者の松本潤オタクによる感想日記第3回です。

▼第1回はこちら


第3話あらすじ

故郷の岡崎へ戻った松平元康(松本潤)は、打倒・信長(岡田准一)を決意するが、弱小の松平軍はまったく歯が立たない。一方の今川氏真(溝端淳平)は援軍をよこさず、本田忠勝(山田悠貴)らは、織田に寝返るべきだと良い始め、駿府に瀬名(有村架純)を残す元康は、今川を裏切れないと悩む。そんな中、伯父の水野信元(寺島進)が岡崎城にある人を連れてくる。それは16年前に生き別れた元康の母・於大(松嶋菜々子)だった。
「どうする家康」公式HPより



感想

今回は、味方の今川軍は援軍をよこさず、一方で、家康は織田軍には歯が立たず…武田信玄に援軍を求めるも、「レベルが違う」と相手にされず…。「今川を切れ」と家臣からも意見が出るなか、瀬名と子どもたちがいる駿河の今川家を裏切りたくもなく…。という、四面楚歌な状況で、決断を求められる回でしたね。わりと大きな「どうする?家康」の転換点。家康が"武将として"ひとつ大人になる回でした。そんな第3回の感想です。

第一に、松本潤の顔がいい。

…おっと?!「はいはい、オタクの戯言ね」と思ったアナタ。ちょっと待って!! 造形美としてのカッコ良さは標準装備だから!!その話じゃないです!!

3話まで見て私が見て思ったのは、「顔の表情が豊かだな」ということ。松本さんってわりと今まで、顔でというより体で演技するタイプの印象だったから、なんか良い意味での違和感があった。
大河をやる上で、「歌舞伎」の見得を意識しているのかなって。(中村家とは長いお付き合いもあり、観劇もそこそこしている)。

古沢さんの脚本、わりとテンポ感良く作っているので、要所要所でトメというか、感情を表情で印象的に見せることで、要所要所の家康の感情が伝わりやすくなっているような気がした。オタクの欲目かもしれないけれど。

あと、キャスティングの胸アツ具合…!!

母君である於大の方が、松嶋菜々子さんなのは、公式発表や予告でもちろん知っていたのだけれども、画面で改めて観ると明らかに、「花男……!」となるから尊い。「花より男子」で姉弟を演じた2人が時間を経て、親子になるのは、なんだか、感慨深さを感じましたね……。

家康に今川を捨てろという提案をする於大の方に、家康が瀬名を切り捨てるなんて…となる場面で、「それが何だと言うのです、つまらぬことです」「主君たるもの家臣や国の為なら己の妻子など平気で打ち捨てなされ!」と喝を入れた部分は、色んな感情が渦巻いていてとても良いなぁと思いましたね。当の家康だったら、そんな悠長なこと思えないけど…(笑)

そして、今回のキャスティング、明らかに松本さんと縁があるキャスティングが多すぎるので、そういう話題性の作り方も、今っぽいなぁと思いました。知らんけど。


キャスティングに関していうと、3話目で、有村架純を瀬名にした真意というか、なるほどな…と思った部分があって。
通説とは異なる「家康と関係が良好で、可愛らしい瀬名」として描くことで、家康の弱さと覚悟、争いの残酷さがより鮮明になっていた。後にくる悲惨な現実を、より残酷に描くためにそうしたのかなと思うと、「古沢さん…酷い人だ…(絶賛)」という気分になった…(笑)


今回は、こんな所である…!(笑)
短い日があっても良かろう。「その日に更新する!!」と言ったのにも関わらず、その週に結局更新できていないのだから、「楽しく書く」を第1義に書ければ良い。とはいえ、毎週、同じタイミングで更新はしたいところなので、2月くらいまでには、「●曜日●時更新」にしたい。習慣化するぞ…!

正直、知り合いの大河好きのマダムは、「展開が早くて、ついていくのが難しいわ…」と仰っていたので、そういう評価も真っ当にあるなぁとも思いつつ、私は今のところ、とても楽しく観ている。
これからも私が面白いと思う限りは、視聴し続け、記録し続けようと思う。

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