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来年の手帳。

いよいよ12月。

少し前に買った来年の手帳が12月始まりだったので使い始めた。

最初は字もていねいに、きちんと書いてくんだけど、少したつと字も乱暴になり書き込みもグチャグチャになっていくんだろう。

毎年、その人の使い道に応じてさまざまなタイプの手帳が出されているが、

僕がよく使うのは1日のスペースがタテに1時間ごとに区切ってある、バーチカルタイプというやつだ。

スケジュールを書き込むのではなく、その日なにがあったか、どんなことをしたのかを記録する、日誌のような使い方をしている。

年末が近づくと文具ショップや書店の文具コーナーでこのバーチカルタイプを探すのだが、意外と使いやすそうなのが見つからない。

たいていのバーチカルが朝6時ぐらいから始まって夜の10時か12時で終わってしまっている。

つまり深夜の時間帯はなにも書き込めないものがほとんどなのだ。

僕なんか夜中にバイトしているし、バイトがなくても本読んだり録画見たりでふつうに朝まで起きている。

なので深夜の時間帯が書き込めないのは致命的なのだが。

つまり、ということは、世の中の人々の大半は夜中はきちんと寝てるので、格別書き込む必要なんかないってことね。

それと月〜金のウイークデーは1時間ごとに分割されてるのに、土日になると突然投げやりになり、

平日の1日分のスペースに無理やり土日の2日間を押し込んでいるケース。

日本人は働きすぎだ、もっと休みを有効に使うべきだといわれてるのに。いいのか、土日がこんなにぞんざいな扱いで。

もちろん僕のようなフリーランスは土日関係なしに働いてるし、逆に週末のほうがみっちり予定がつまっている人も多いわけで。やはり週の7日間は公平に扱ってもらわないと。

ということであちこち探し歩いて、どうにか理想に近いものを見つけ、使い始めたわけだが。

ほとんどの人が新しい年の手帳を選ぶとき、多かれ少なかれ来年はいい年になるよう願いをこめているのではないだろうか。

たんに予定が書き込めればいいという人もいるのかもしれないが。

新年の期待をこめるからこそ、本革のカバーとか上質の紙とか、ぜいたくで凝ったつくりの手帳が人気を集めるのだろう。

もうすぐ使い終える今年の手帳をあらためて眺めてみる。

今年はとくに空白が目立つような気がする。いろいろ中止になったり、思いどおりにならない1年だった。

1年目はいろいろ分からないことも多かったコロナとのつきあい方だけど、

2年目は多少上手にコントロールできるようになり、安全性に十分注意を払いながらそこそこ充実した毎日も送れるのではないだろうか。

そんな年が来ることを願いながら、今年最後の1ヶ月も気を抜かず、有意義に過ごしたい。





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