9月の日めくり。
09/28 「この世界の片隅で」(2019)
昔の日本のつつましい生活。
庶民を襲う戦争の悲劇。
苦難を乗り越えて生きぬく姿。
‥‥この作品が多くの人の支持を得たのにはいくつもの理由があると思いますが、そのひとつに、
「主人公のすずがボーっとした性格でいろいろと失敗するんだけど、それをまわりの人たちが「バカだなあ、あはははは」ぐらいのノリで軽く笑って赦してくれる、
というのがあると思います。
何かやらかせばリアルでもネットでも叩かれまくる今の社会に生きる私たちは、こんな人間関係をどこかで求めているのかもしれません。
09/25 「新・悪名」(1962)
田宮二郎のうさんくさい英語まじり(笑)の大阪弁が耳に心地いい。
個人的に田宮二郎というとドラマ「白い巨塔」のシブい重厚なイメージしかないけど、若い頃は「犬シリーズ」のような軽妙な持ち味もある役者だったんだな。
09/24 「いぬやしき」(2018)
世の中を憎む青年(佐藤健)とうだつの上がらない中年サラリーマン(木梨憲武)。
超人的パワーを身につけた2人が、なんでもあり的なバトルを展開。がんばれ日本のお父さん!
09/21 「天使にラブソングを」(1993)
今のR&Bやソウルミュージックだって元をたどれば教会のゴスペル音楽が発祥なんだし。カタいこと言わなくてもいいのにね。
09/21 「鍵泥棒のメソッド」(2012)
二重人格的な香川照之の演じ分けは、さすが性格派俳優。荒川良々もいつもとは違うこわさ。
09/19 「シェイプ・オブ・ウォーター」
半魚人がだんだんイケメンに見えてくる不思議。
09/01 「糸」(2020)
2時間あまりの尺の中でいろいろ盛り込みすぎたか。後半へ行くほど話がおおざっぱになってくる。ワンクールぐらいの連続ドラマだったらよかったかもね。
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