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本当に戦えるリーダーになる7つの裏技『ダークサイド・スキル』

タイトルから印象を受けたほど腹黒いような内容ではなく、MBAで習うような"ブライドサイド・スキル"に加えて、もっと泥臭い部分の"ダークサイド・スキル"も問われているという内容。

"ブライドサイド・スキル"を全否定しているわけではなく、現に筆者もMBAホルダーなのもまた面白いところ。


プロパーで十年、二十年かけて昇り詰めてきた人たちの最大の財産は、社内に太く張り巡らされた神経回路ということになる。

自身も古株なので、大事にしたいし、意識していきたい。

異業種勉強会も本気になって探せば、実はけっこう見つかるものだ。そこは自分に対する投資だと思って、ある程度時間を使ったほうがいい。

そろそろネットワーキングもスケジュールに組み込んでやっていく。

自分は何を大切にしているのか。これだけは守りたいというものは何か。
自分はどういう局面に対しては強くなれ、逆にどんな状況下では恐れの念を抱くのか。
その中でも特に自分にとっての負の側面を直視する勇気だ。
自分の心が弱くなる、もしくは恐れを抱く、どういうときに自分はそうなるか、
それを知ること、そしてそれらの弱み・恐れと対峙し、コントロールしていくことは、まさにダークサイド・スキルである。

社内に張り巡らせたシナプスに、平時のときから、自分なりの考え方や価値観をずっとささやき続けておくこと、
そしてその考えに共鳴してくれるシンパを作っておくことが重要だ。
そうした地道な布教活動があってはじめて、いざというとき、即座に、大胆に行動に移すことができるのだ。
改革の扉が開いたその瞬間を逃さず、一気呵成に行動しなければならない。

ポジションパワーに頼らなくても、何かを決めたり、人を動かしたりすることはできるわけで、「部長になったら」「役員になったら」と先延ばしせず、
いまできることを早いうちからトレーニングしておくことが大事なのだ。

人を動かす力を分解すると、次の三つの力に分けられる。
表と裏を使い分ける「コミュニケーション力」
硬軟織り交ぜて人を動かす「人間力」
リーダーとしての高い使命感

いざとなったらいつでも会社を辞めてやるという覚悟さえあれば、実は、たいていのことは怖くない。
たとえば、自分の思った通りの事業成果が出なかったからといって、別に命をとられるわけではないし、財産を失うわけでもない。
なぜ達成できなかったか、その原因を調べる必要はあっても、それが自分にはどうしようもないことだったときは、潔く諦めることも必要だ。
いつまでもくよくよ悔やんでみても、何も生まれない。できないことはできないと、いい意味で割り切って前に進むことが重要だ。
会社を辞めても食べていけるという安心感があるのとないのでは、腹のすわり方に大きな差が生まれる。

たとえば、日曜日の朝に早起きして、近所のファミリーレストランに行く。
モーニングを食べながら、あれこれと普段の行動を振り返り、思いついたことをノートに書き出したりして過ごす。

西郷隆盛が言うように、金も名誉も、そして地位も要らない、こういう奴がいちばん使いにくい。
でも、それはその人がそれなりの生き方を持っているからで、それが何より大事なんですね。

みんなが納得してくれるようなことをきちんとやる人、行動で示してくれる人。
カリスマ的な人望はなくても、普段の言動が正しくて、信念がブレない人。
要するに、どこにでもいる市井の人。ただ、チームをまとめる力だけはしっかりもっていて、基本を疎かにしない人。
そういう人が大事で、そこに個性が乗ってきます。

この辺りは、定期的に見返したい。

ネクストアクション

すぐやること

  • 月に2人以上、新しい人と1対1で話す

  • 毎週土日どちらかで1時間振り返りの時間を入れる

長期でやること

  • 自分が部長だと思って考える/行動する

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