リプレイみたいなセッションがしたい
TRPGリプレイみたいな、ドラマチックなセッションがしたいなあという話です。
たとえばFEARさんのリプレイ(ざっくりした分け方)みたいなやつ!
念のために言っておくと僕は真剣です。真剣と書いてマジとは読まず、シンケンと読むくらいに。
この記事はそういう自分語りです。
リプレイみたいなセッション! したいですよねー!
その気持ち、わかります! 僕もです!
リプレイといってもいろいろありますけど、僕がやりたいなあと思うのは、お話がやたらに大きく盛り上がって、PCひとりひとりがカッコいいRPを繰り出し、全てが決着する壮大なエンディングを迎える一大キャンペーン……。そんな感じです。
僕がそういうゲームに憧れるのには、これまでに僕がTRPGにどう関わってきたのかに理由があります。
僕のTRPG原体験のひとつ。それが……。
『ナイトウィザードリプレイ 紅き月の巫女』です。
まあ本当はもっと前に新フォーチュン・クエストリプレイを読んでいたんですけど、こちらは後で思い返せばTRPGリプレイを読んでたなあ、という感じで原体験にはならなかったんですよね。
つまらなかったわけではないです。めっちゃ面白いのでおすすめです。
もっと言うと、最初にTRPGという概念に触れたのはアルファシステムサーガのAマホなのですが、それはまた今度。
紅き月の巫女(以下、あかみこ)は、僕にとって新しいジャンルに触れる第一歩でした。
当時の僕はラノベを毎日買いあさっていたので、その流れで『あかみこ』を手に取ったんですね。Aマホと同じTRPGだーというのもあり。
その内容は……当時の自分にとっては何だか不思議でした。その時の感覚を言語化すると、たぶんこうです。
「TRPGというのは登場人物(PC)たち全員に、中の人(PL)がいる。だから、作者(GM)は登場人物の行動をコントロールできないはずだ。なのに、どうしてこんなにドラマチックなお話ができあがるのだろう」
これは今も抱えている疑問のひとつです。
考察はしているのですが、実践にいたっていないので机上の空論ですし。
そして、僕は『あかみこ』の作者である菊池たけしさんの著書をはじめ、多くのTRPGリプレイに触れ……リプレイに触れるだけで全然自分ではゲームをしない日々が続きました。
当時の僕は、リアルでTRPGをするなんて絶対ムリだと思ってたんですよね……。
知らない人と直接話すなんてムリ。絶対ムリ。死んじゃう。
容姿に自信がないこともあり、ただただリプレイを読み続ける日々が続きました。それが僕なりのTRPGの楽しみ方だったのです。
まあそんな日々の中、えいやっと外に飛び出したらみなさんが温かく受け入れてくれたおかげで、僕はTRPGを実際に遊ぶことができるようになったわけですが……。それはさておき。
そう、僕はずっとリプレイを読んできたんですよ。実際のプレイはせずに。
だからです。
だから! 僕は! ずっと! TRPGというのは、リプレイみたいなセッションをするものだと!! 思ってたんですよー!!
実際は全く違いましたね。
みんなそこまで熱いRPをするわけじゃないし、お話もそこまで盛り上がらない(盛り上げない)ことが多いし、壮大なキャンペーンにもあまり興味はなさそう。
なぜだ!!!!!!
なぜなんでしょうね?
これは、TRPGリプレイというものに対するスタンスの違いというのもありそうです。
僕にとってはTRPGリプレイは『実例』でした。こういう風に遊べるし、こんな風に遊んだらおもしろかっこいいぜ! という。
でも、実際にTRPGを遊んでいる人にとってはTRPGを使った『読み物』としての側面が強いのかなと思います。
実際にTRPGリプレイみたいなセッションをしたい、と言われた時に多くのプレイヤーさんは「あれは実際に遊んだ風景を編集したものであって、実際はあのように遊ぶことはできない(できたとしても難しい)」と思うのではないでしょうか。たぶん。
本当にそうなのでしょうか!?
本当にそうなのかもしれません。
本当にそうではないのかも。
いや、僕自身もまだTRPGリプレイみたいなセッションができてないし、本格的な挑戦もしていないのでわからないんですよね。
本当にできるのかできないのか、まだ僕は確かめていないという感覚があります。
なので、これからもTRPGリプレイみたいなセッションを遊んでみたいな、と思いながらTRPGをやっていくことにします。
そんな感じです。
なんだこの話。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?