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夏の読書週間②

『君が夏を走らせる』瀬尾まい子

半日で一気に読破。
瀬尾さんの作品への入り口は、映画視聴前に読んだ『そしてバトンは渡された』だった。

本作は高校生が子守という、あまりありえないシュチュエーション。でも高校生でも、社会人でも、はじめての子育てって試行錯誤なんだろな。次第に父性に目覚めていく主人公は新しい人間関係の中で少しずつな成長していく。そしてクライマックス…。
いい意味でモヤモヤしたまま話は結末を迎える。主人公は、鈴香は、母は、妹は…その後が明かされない分、こちら次第で、色んな後日談が想像できる。続編、あるのかな?