司法試験

お久しぶりです。前回大学院に入学したと投稿してから1年半。この夏司法試験を受けて、無事昨日合格が決まりました。
やったー!!

大学院入学の話を書くかも、と言いながらいつの間にかここまで来てしまいました。司法試験受験の話を書くかも。知らんけど。


司法試験。合格したのかあ。
実感がないです。なんてったって、全く受かると思っていなかったもの。全然違う論点を拙い文章で書き殴った記憶しかない(再現答案すら作っていない)ので、どうせ受かっていないと言い聞かせながら法務省のサイトを開き、command+Rで50回くらいリロードしながら(とてつもなくサイトが重かった)、自分の受験番号を見た瞬間、手の震えが止まらなくなりました。
普通見る前に手の震えが止まらなくなるのでは?笑


合格したことを伝えたら泣きながら電話をくれる友達が何人かいて、改めて私は友達に恵まれているのだなと痛感する次第。数年ぶりに連絡してすぐ返信が返ってくる恩師も、なんだかとっても嬉しかった。受かったことよりも、そうやって祝ってくれる人がいることが嬉しかったな。


何度も親の愚痴というか不満というかを垂れ流している当noteですが(笑)、父からは「受かってるんじゃないかと思ってた」というお言葉をいただきました。曰く、試験当日の帰ってきた私の顔に悲壮が浮かんでいなかったらしい。
それは単になにを書けば良いのかわからなくて、自分の出来すら把握できてなかったからですよ。

言い訳じみたことを言えば、今回は在学中受験で、まあ来年本番で今年の受験はお試しというか前哨戦というかでしょ、と考えていたわけで。就活すらなにもしてなくて、父にこっそり受かると思われていた私は、不合格だった未来を想像して震えました。よかった受かって。


小学生の時、中学受験で臨む面接対策で「将来なにになりたいですか」と聞かれた時になんと答えようと考えたのが裁判官でした。パイロットになりたいけど目が悪いので無理、当時好きだった刑事ドラマの影響で法律をやりたかったけど刑事は大変そうだし、弁護士とか検察みたいにどちらかに集中するより天秤の方が性格に合いそうだなと言う実質消去法で決めたのを今もはっきり覚えています。
裁判官のなんたるかをさっぱりわかっていない12歳の時から11年、あれよあれよというまに法学部に進み、大学院に進み、司法試験合格まで来てしまいました。もう法律から逃げられません。

全く運の良い人生ですね。
明日からもちゃんと勉強してください、私。

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